自閉症の啓発になったTV番組 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、あまり体調がよくありません。夜早いのに、コタツで寝込んでしまいました。無理は、禁物ですね。明日は、少しゆっくりしようと思います。

 

昨日、月曜日の夜に「結婚したら人生激変、〇〇の母たち」と、いう番組をやっていました。今回は、8歳になる自閉症の息子さんを育てているお母さんの話でした。

 

とてもいい作りの番組でしたが、最初の東京都の愛の手帳の区分の説明だけが、「自閉症の度合い」を計るものでなく、「知的障害の度合い」だと、言ってもらえればパーフェクトでした。

 

自閉症を知ってもらう。または、障害のある子の子育てとは、どういうことかを、一般の方にしってもらういい啓発番組だったと思います。

 

出て来たお子さんは、言葉が4歳まで出ない、偏食がひどく、うどん、お餅、ご飯等「白いもの」しか食べられない、パニックがある、水を飲み続ける、過集中がある等々、自閉症の特性がとても強いお子さんでした。

 

保育園は、11園に断られ、12園目に、過去に、自閉症の子をみたことのある保育園が、受け入れをしてくれたというエピソードが、放送されていました。

 

この頃、お母さんのは、悩んだ末、障害があるとは話さないまま、園生活をおくられたそうですが、周りのお母さんたちから、色々いわれて、とてもたいへんだったそうです。

 

保育園のあとに、養護学校の小学部に進学を決めました。そこからは、特性に合った支援をもらい、お子さんのどんどん成長していく姿が丁寧に描かれていました。

 

養護学校の協力を得て、先生の指導や声がけ、内部の授業風景がうつっていたのもいいですね。

 

お母さんは、最初1人で、子育てを全部やっていて、精神的にも、肉体的(睡眠時間1時間)にも、ボロボロだったのですが、養護の先生や療育の先生にアドバイスをもらいながら、前向きに子育できるようになっていった姿が印象的でした。

 

お子さんのタイプや、お母さんの大変さが、我が家と重なりました。

 

お母さんのコメントで、「出来て当たり前の子ではないので、(出来た時の)うれしさは、倍です」、「誰かに頼っていいんだとわかりました」この2つは、まさに、自閉症の子育ての極意だと思います。

 

昨日のテレビを見て、自閉症の子育て、一緒に社会で生きているということが、世の中の人に少しでも伝わればいいなあと思いました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

大好きな「なんでも鑑定団」を見ていた息子。1500万円のピタリ賞をとりました。貯めていた金の招き猫が10匹になったそうで、全国125人しかいない「伝説の鑑定士」の資格をもらえたそうです。

 

 

データ放送で、もらえたキーワードを、番組ホームページに入力すると「鑑定士証明書」が、送られてくるそうです。

 

母がコタツで倒れていたら、「パソコン使うよ」と、確認をとって、娘に番組の感想を添削してもらいながら、住所、郵便番号の入力も出来ていました。

 

ちゃんと最後に「お母さん、見て。送信してもいい?」と、出来上がった報告と、許可をとってから、応募していました。偉かったですね。

 

何週間かすると、認定書が届くそうです。自分でやりたいことは、本当にできるようになることが早いですね。

 

追伸

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