障害者を取り巻く環境に思うこと | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、娘と「相棒」の映画を見にいきました。テストが終わったら連れて行ってと言われていたので、春物の洋服も見に行きました。ランチにも行ったので、今日は、1日娘とデートでした。

 

玄関横のプランター。娘の植えたクロッカスの花が、一斉に咲きました。色とりどりでキレイです。

 

 

相模原の障害者施設の痛ましい事故から、半年あまり、被告の精神鑑定が終り、これから裁判員裁判が始まるようです。新聞に出ていました。

 

「津久井やまゆり園」の全面建て替えについて、難航しているという話しを聞きました。そこで、障害者を取り巻く環境について、私が思ったことがあります。

 

神奈川県が有識者や関係者で会議を持った時に、発言できる障害者の方が、「大型施設などいらない、地域で生活したい」と、自分の意見だけをぶつけて、それを、障害者全体の意見として、とらえてしまい混乱が起きたそうです。

 

確かに、障害者は施設でなく、地域で暮らし、少人数で街の中に溶け込み生活していく方がいいので、入居施設は作らないという方針を国が出しています。なので、田舎の大規模施設は必要ないという人がいます。

 

しかし、重度の障害を持つ場合は、地域に受け入れ先が無いことが多いです。親が世話をするのも、高齢化にともない難しくなります。本人たちが、こうして欲しいと発言することもありません。

 

障害者と一口に言っても、知的障害、精神障害、内部障害、肢体不自由等、様々な障害があります。年をとれば何らかの障害になることも、まれではありません。

 

障害者を取り巻く環境は、時代で変わります。そこで生活する障害者も、十人十色、様々です。1人1人違った考え方をして、1人1人必要な支援も違います。

 

進んでいる考え方ですが、欧米のように、障害があっても一個人として認められる社会が理想ですね。はやく日本でも、1人1人にあった支援、環境が選べるようになるといいですね。

 

【今日のいいこと探し】

 

昨日の夕飯、お父さんと子どもたちで、食べてもらいました。メインの鰻(頂き物)だったのですが、水菜サラダは、息子。お味噌汁は、娘がつくってくれたそうです。

 

子どもたちが、けっこう戦力になってくれてますね。

 

 

追伸

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