簡単すぎても、やる気が出ない! | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、お天気がよかったですね。雲一つない青空は、気持ちがいいです。玄関横に持ってきたチューリップのプランター、日当たりがいいから、急に芽が伸びました。

 

 

今日は、超ハードな1日でした。朝一、広報の編集作業、2時間目から、家庭科の調理実習の参観、その後、修学旅行の説明会、その場を借りて、卒業ボランティアの募集。13:30に印刷屋さんの入稿があり、遅めのランチを広報委員の友人として帰ってきました。

 

なんだか、予定が立て込む日ってありますよね。

 

授業参観を見ていたお母さんから、お子さんが、裁縫をやらずに、ウロウロして、先生と椅子の取り合いをしていたということで、どう対策を立てればいいかとの相談をうけました。

 

裁縫の課題が、「直線で波縫いをする」だったそうなのですが、お子さんには、簡単すぎたようです。中学校では、刺し子や大きな作品も作っていたそうなので、もの足りなくて、ウロウロしていたのかもしれません。

 

直線縫いした布を集めて、ティッシュケースを作るのが課題だったようです。意味もなく、単調な作業を続けるのは、難しいことです。なので、出来上がりの実物を見せて、見通しを立てることを提案しました。

 

先生との椅子の取り合いは、言葉で上手く断れれば問題がなかったようなので、お母さんがカードに「わかりません、教えてください」「手伝って下さい」「こちらに来ないでください」などの、カードを作って持たせるそうです。

 

学校でも、あまりに簡単すぎる問題をやらせようとすると、子どもが拒否することがあるそうです。

 

本人の能力より、ちょっと難しい課題を出すのが、一番やる気が出ると思います。スモールステップで、「自分で頑張って出来た」「やればできる」という経験をたくさん積むといいですね。

 

授業参観でないと、なかなか子ども達の様子が見れないので、今日は、いい機会でした。

 

【いいとこ探しとこさがし】

 

放課後デイだった息子。みんなで、豆まきをしたそうです。みんながやりたがらなかった鬼の役を、息子が自分から引き受けたそうです。偉いですね。

 

 

追伸

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