他人の子を注意してしまいました・・・ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、息子の和太鼓のサークルの付き添い行きました。いつもは、主人に任せてあるので、久しぶりに、太鼓を叩く、息子の姿をみました。手が大きくあがり、足の開きもかっこよくて、様になってきていました。

 

 

養護学校に入学してから、就労を目指すので、親が事業所見学に、よくいくようになりました。10~15人くらいのグループで、見学にいきます。

 

先日行った、B型の事業所で、まったく知らない他人の子を注意してしまいました。その事業所の方針があるので、まずかったのかもしれませんが、自分の子どもだとしたら、そのままにしてほしくなかったのです。

 

作業場の見学にいきました。室内作業で、各自のテーブルがあり、みんな座ってシャンプーのサンプルのパッキングをしていました。

 

ところが、部屋に入ると、一人の若い男性の利用者さんが、立ち上がって自分の上履きを脱いで、「うわばき、臭い?臭いよね!」と、見学者に臭いをかがせようとしてきました。

 

支援者の方がついていましたが、強くは制止しません。周りの利用者さんが、「○○君、やめなよ。座って仕事しなよ」と、注意していましたが、一向に止めません。

 

説明を聞いている私たちの後ろで、なんとか、振り向かせようとしつこく上履きを向けてきます。これが、自分の息子であれば、ありえません。

 

支援者の方は、強く注意できないようでした。なので、思わず「上履きの臭いをか嗅がせられるのは、嫌です。やめてください。お仕事してください」と、バツ印を出して、強い声で注意しました。

 

その利用者さんは、あっけに取られていましたが、上履きは、履いて、臭いをかがせるのをあきらめました。その後は、上履きをこちらに向けることはありませんでした。

 

多分職員さんに、注意されるより、見知らぬおばちゃんに怒られた方が、理解できたのだと思います。

 

これは、問題行動です。人を不快にさせますし、衛生面で問題があると。立歩きも、落ち着かないなら、個室や隔離スペースを用意する等方法があったはずです

 

責任者の方が、わかり顔で、「○○さん、怒られちゃったね♪」と、軽い感じで励ましていたのも、びっくりしました。

 

この行為を見逃すことは、この人の生きる場所を狭める事になります。障害があっても、やっていいことと悪いことがあります。障害があるから、なんでもやっていい、許すのでは、本人の為になりません。

 

よけないことをしてしまったのかもしれませんが、自分の息子なら、絶対やめさせています。いろいろな考えの事業所があることが分かりました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

娘がパソコンで小説を書き始めてたら、息子も、それに触発されて、小説を書きたいといいだしました。原稿用紙も欲しいというので渡したら、せっせと物語を書いています。

 

絵をかくのは好きだと知っていたのですが、物語も書くことができるんですね。創作活動が広がりました。出来上がりが楽しみです。

 

追伸

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