栗原類くんの本を、読みました | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、久しぶりに、バレエストレッチに行きました。先週、体調不良とインフルエンザの予防接種で、半ダウン気味。体を動かしていなかったので、ガチガチでした。回転しようものなら、クラクラしてしまい、運動不足を感じました。また、一から頑張ろうと思いました。

 

栗原類くんの本「発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由~出版KADOKAWA~」が読み終わりました。

 

 

とても素敵な本でした。障害と、どう付き合って来たのかを、生い立ちから、現在まで、エピソードを含め、語っていました。反省も沢山載っていて、参考になりました。自分に出来ることと、出来ないことを、しっかり自覚して、モデル・俳優という仕事に、やりがいを感じて活動されているそうです。

 

お母さんも、類くんがADHDの診断を受けた時に、ADHDだと、一緒に診断が出たそうです。独自の子育て方法を持っていて、それが、今の素敵な類くんを育てたのが分かりました。

 

「長い目で成長を見守る。本人の興味のあること、好きなことを伸ばす努力を惜しまない」というのに、とても共感しました。20歳でなく、30歳くらいまでに、自立出来ればいいという考えだそうで、それくらいかかると思えば、ずいぶん気が楽になりました。

 

主治医の先生の「発達障害をもつの子への心得10か条」が、とてもいいなあと思いました。「発達障害があっても、一人の個人であると理解する」、「具体的に、生きづらい点、問題点をあぶりだす」、「声を荒げても無駄」等、的確なアドバイスをされていました。

 

類くん自身も、先生をとても頼りにしていて、困った時に、一緒に問題解決をしてくれる大事なパートナーになっていて、とても良い関係を築いていると思いました。

 

どうすれば、本人が、障害特性を受け入れられるのか、その具体的な対応策の話が興味深かったです。本人の努力と親や主治医の愛情のある見守りが、今の類くんにつながっているんですね。参考になる本だと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

今日は、息子でなく、娘の話です。明日、美術部の3年生が引退するので、最後の挨拶に部活にくるそうです。その先輩に、手作りのひよこのストラップと、メッセージカードを書いていました。

 

飾り用のポンポンに、目とくちばしを付けて「カラーひよこ」にしました。どうしたら、ストラップが付けられるか、目の位置は、どうすると可愛いいかなど、自分で工夫して作れていました。

 

 

先輩に喜んでもらえるといいですね。

 

 

追伸

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