「捨てられない」ことを、どう解決するか。 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、台所の大掃除を端っこの方から、始めました。ここ何年か、年末の大掃除ができないので、少しずつやることにしました。

 

そこで出てきたのが、これ「キズパワーパッドくんのおうち」という、瓶です。

 

 

これは、息子が、絆創膏やキズパワーパッドが、捨てられない時に作ったものです。息子は、一度体に付けた絆創膏を捨てることができなかったのです。自分の体に貼ってあったものなので、なんだか自分の体の一部に感じてしまうようでした。

 

ゴミ箱に捨てようとすると大泣きして、抵抗するので、瓶に、ラベルを貼って、入れ場所を作りました。不衛生なのですが、毎回取り上げてケンカになるくらいならと、入れ場所を作りました。息子は、絆創膏を剥がすと自分で入れていました。捨てるわけでは無いと分かって安心したようでした。

 

今では、もう、ごみ箱に絆創膏を捨てられるので、今日で、この瓶は捨てることにしました(息子には、内緒です)

 

文具や、おもちゃを「捨てられない」自閉症のお子さんが多いと聞きます。息子も、プラレールがすごい数になり、部屋に置ききれなくなりました。これは、息子と相談して、部屋に出しておく1軍と、段ボール箱に入れて、ロフトに上げてしまっておく、2軍にわけました。

 

ロフトに上げたプラレールのことは、忘れているので、もうそろそろ処分していいかと思っています。目につかなければ、執着がうすれるものです。

 

また、息子は、「捨てる」のは、許せなくても、「リサイクル」や「誰かにあげる」のは、OKなようです。なので、ゴミとして捨てるのでなく、誰かの役に立つために、家から無くなるという形にすると、受け入れやすいようです。

 

学校の作品や、理科の実験キットなどは、写真を撮ってから、処分するといいでしょう。これも、無くなるのでなく、データとして残っているということが、安心できると思います。

 

まあ、自分も使うか分からない紙袋を大量にためていたり、一度買った本は、捨てられなかったり、使わない調味料が、台所にあふれていたりと、大人でもそういうことは、あると思うのですが、子どもの場合を書いてみました σ(^_^;)

 

【今日のいいとこ探し】

 

主人と息子は、朝から釣りにいきました。今日の釣果は、カタクチイワシ140匹、あじ21匹、カレイ1匹、シロギス1匹と、沢山釣れました。今日も、夜まで、魚料理です。カレイの煮つけは、生臭みもなく、絶品でした。

 

 

 

追伸

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