自閉症は、強烈なマイナス思考で出来ている | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。グリーンカーテンの手の届かない上の方に、こんなに大きなキュウリとゴーヤがなっていました。30㎝越えです。夏が終わってからの方が、ゴーヤは成長がいいですね。


ゴーヤとキュウリ


午後から、勉強会にでてきました。幼児期から放課後デイサービスで自閉症のお子さんの支援にあたっている先生のお話しでした。自閉症の特性について、いろいろお話を頂きました。


その中で、興味深かった話が、あります。


自閉症に、「どうせできないから・・」と、チャレンジしない子、新しいことは、失敗するといけないので、やりたがらない子が多いのは、なぜか。


以前失敗して、周りから「出来てないね」と言われたことや、笑われたこと、叱られたことなどが、フラッシュバックしてしまうのではないかとおっしゃってました。


何かをしようとした時に「出来なかった自分」が思いだされるのです。なので、気持ちが傷つかないように「拒否」で、自分を守っているのだそうです。


超マイナス思考を持っている子が多くいて、プラスの楽しいことを想像する子があまりいないそうです。


放課後デイで、散歩に行った子たちが帰ってこなかったら、「どうしてだと思う?」と、子ども達に聞いたら、「事故にあった、誰かがパニックを起こした、悪いことして怒られている・・」など、ネガティブな発言ばかり、楽しいことがあって、帰ってこれないと言った子は、一人も居なかったそうです。


マイナスイメージが強いと、なかなか活動に取り組めないですよね。親が出来るのは、なるべく失敗しないようサポートして、物事にあたらせること。もし失敗してしまったら、「○○すればよかったね」と言って、正しい行動を教えていくといいそうです。


ただやらないのでなく、深い不安、葛藤があるので、取り組みたがらないのが分かってよかったです。他にも、いろいろいいお話が聴けたのでよかったです。


【今日のいいとこ探し】


娘と映画に行くので、息子にお留守番を頼みました。お昼、お弁当を作ったのですが、今日は、「食べ終わったら、お弁当箱と箸を洗ってください」と、指示書を付けておいたら、きちっとお弁当箱洗ってくれていました。


以前、言葉でお願いした時は、洗ってあったり、なかっったり、理解が難しかったようです。やはり、視覚支援ですね。



追伸

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