津久井やまゆり園の記事から想う | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、娘のバレエ発表会のリハーサルでした。ソロで踊る場面もあり、かなり緊張してしていました。そんな中でも、自分のことも大変なのに、小学生のお世話をやく娘に、成長を感じました。明日は、楽しく、がんばれるといいですね。


1人ぼっちで、不安で、心配性な雰囲気を出す「秋の精」役です。


バレエ発表会


朝日新聞の朝刊に、先週から「ともに生きる ~やまゆり園事件から~」と、いう連載記事が載っています。


様々な障害を持ったお子さんの親御さんが、それぞれの立場から、それぞれの思いを語った内容に、毎朝、いろいろ考えさせられます。


特に、自閉症の息子さんをお持ちの新聞社の記者だったお父さんの記事が、とても共感できました。


その記事の内容は、抜粋すると、「障害者と健常者は、、なだらかにつながっていると考えている。事故にしろ、病気にしろ、どんな人でも、年をとり、人生の最後は、動けなくなる・・・誰もが次第に障害を背負いながら生きていくのだ・・」と、いうお話でした。


「加害者にも、好きな人は、居なかったのだろうか。愛する人が突然の事故や病気で生きるか死ぬかの状態(障害者)になったら、死んで欲しいと思うのだろうか。命だけでも助かって欲しいと、思わなかったのだろうかと、自分がそうなった場合は?」と、問いかけていました。


まさに、その通りです。誰もがそうなる可能性があるのです。障害者も、健常者も、世の中で一緒に生まれて、育って、生活して、やがて死んでいく、それが自然なことなのだと思います。


出来るところは、自分で、出来ないことは、親や、周りの人、、福祉の力を借りて、生きていければいいと思います。


障害のある息子との生活は、いろいろ苦労もあり、たいへんですが、時間が経てば、「そんなこともあったね」と、笑ってやり過ごせるようになっています。


【今日のいいとこ探し】


息子の大好きな、妖怪ウォッチの「ふぶき姫」のぬいぐるみの髪の毛が、ほつれかけてしまった事に、気がついた息子。自分で、針と糸を出して、縫っていました。ちゃんと、髪の色にあった糸を使っていました。


娘が、手伝おうとしましたが、「自分でやるからいい」と、断っていました。中学校、養護学校の家庭科の授業で、玉止め、ボタン付けを習っていましたが、自主的に直すとは、思いませんでした。


「大きいものは、妹に頼むけど、小さいものは、自分でやるから・・・」と、宣言していました。「大きい物」とは、直す部分が多い、難しい作業のあるものと、いう意味です。



追伸

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