実習の為に検便する | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、昨日とうってかわって涼しかったですね。このくらいが過ごしやすいですね。


夏休みに、療育先が紹介してくれたプレ実習先から、連絡がありました。食品系の事業所なので、「検便」をして陰性なら、申し込みが出来るというので、急遽、息子が検便をすることになりました。


保健所で、1,500円で出来るとのことでしたが、提出する曜日が決まっているので、間に合わず、かかり付けの胃腸科でお願いしました。倍以上の値段でしたが、1週間待たずに結果が出るとのことで、お願いしました。


本人が病院へ行く必要はなく、親が検査容器をもらって来て、朝とったものを、病院へ届けて来ました。キャップに、小さなスプーンが内蔵されていて、それで便をすくって、試験菅にいれるようになっています。


検便


トイレに一緒に入って、母が便をとろうと思いましたが、息子に「お母さんと一緒には、トイレに入らない」と宣言されて困ってしまいました。お年頃なので、恥ずかしかったようです。


それでは、検便は、無理かと思ったのですが、母が一緒に入るのが恥ずかしいなら、自分でやれるのではないかと思いつき、以下の説明書を見せてみました。これなら、1人で出来るというので、やってもらいました。


検便説明


朝、大きい方に行くというタイミングで、母も、トイレに一緒にいって、便座の中のティッシュの置く位置を教え、ズボンを履いたままですがいつもより浅く腰掛ける実演をして見せて、本人に任せてみました。


最初は、「出ないよ!」と、トイレの中で叫んでいましたが、その後、1人でちゃんと検便取れていました。必要な量をすくい、蓋もきちっと閉められていて、問題なかったです。案外できるものですね。


《自閉症スペクトラムの人への説明のポイント》


1)言語指示(言葉でいう)、その人が理解できるように、言い方を工夫する。


2)視覚指示(文字、写真、イラスト等)で、一目「見て」わかるようにする。


3)実物、実演で、お手本を見せる。


この3段階を踏むと、理解しやすくなりますね。


【今日のいいとこ探し】


息子が、娘に向かって「お前と一緒に暮らしたくないんだ。出ていけ!!」と、激しく言いました。言い方が、きついなあと思いつつ、しょうがないなあとも思いました。


実は、その前、テスト直しのことで、娘が主人や母と、もめていたのです。その時の娘の態度が、あきらかに、わがままで、道理にかなっていなかったので、息子が怒ったのです。


ちょっと、言い方は、きつかったですが、息子なりの娘に対する指導だったようです。ちゃんと、お兄ちゃんしてますね。



追伸

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