いまさらですが、支援級にお願いしたこと | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、3人も、卒業祝いを、お家まで届けにきてくれました。その中でも、息子でなく、私に支援級のお母さんがくれたのが、これです。馬の眼鏡置き。


馬の眼鏡置き


キュートで、かっこいい素敵な贈り物でした。パソコンの横が、定位置になりました。


それから、支援級の卒業生のお母さんも、家まで来てくださって色々お話しをしました。その中で「もう少し、支援級の先生にいろいろ働きかければよかったのに・・」と言われました。


振り返ってみて、支援級の先生にお願いしたことを、あげてみました。以下、長文です。


○ 1人1人を見て、評価し、個人にあった支援をする


○ 本人にわかる方法で、見通しを立てる


○ 全部手助けせず、本人任せる。出来なかったら、アドバイスする、手伝う


○ 本人に選択させ、選んだものは、最後まで責任をもってやらせる


○ 子どものお手本になるよう、言葉遣いを丁寧にする


○ 何回いっても、なおらない。子どもが出来無い時は、本人が何をすればいいのか、理解できていないので、お手本をしめすか。求めるものが何かを具体的に、本人のわかる方法で説明する。出来ないのは、支援者の指導が悪い


○ 比喩や、絵に描けない言葉で、指示をださない。


○ 自閉症の子は、真面目なので、文面通り言葉をとらえる。ふざけたり、ウソ、脅しはしてはいけない


○ 支援級の先生が読むように、子どものサポートブック、行事用の注意ポイント(紙にお願いをまとめた)を、学年替わり、行事前に渡す


○ 支援級のお母さんたちの連絡網を作り、何か問題が起った時や、飲み会、ランチ会を企画し、横のつながりを深める


○ 支援級以外の学校の先生に相談。コーディネーター、相談室の臨床心理士、学年の先生、校長先生などです


○ 学校外の支援機関への相談。市や県の教育委員会、放課後デイサービス、療育先、病院、養護学校の巡回相談など


ざっと、こんな感じで、3年間、息子の為、支援級の為に色々やりつくした感はあります。この話をしたら、卒業生のお母さんも、納得してくれました。


色々、親がやってみても、先生の資質や、考え方は、急には変わらないですね。とにかく、特別支援の専門的な知識の無い先生が、支援級の担任をもつのには、限界があると思います。


【今日のいいとこ探し】

昨日が、ホワイトデーでした。主人が、美味しいチョコと、かっこいい馬の置物をプレゼントしてくれました。



チョコと馬


それを見ていた息子が、慌ててやって来て「お母さん、バレンタインのお礼が僕ない。ごめんね。ごめんね・・・」と、何回も言うのです。


お父さんを見て、自分がホワイトデーの贈り物を用意してなかったことを、気にすることが出来たんですね。本当に、優しい息子です。



追伸

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