ちょっと残念な最終日 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、中学校生活、最後の日でした。月曜日に卒業式ですから、普通に授業を受けるのが最後でした。以下、ネガティブで、長文です。すいません。


支援級の担任の先生と、ヘルパーさんにメッセージカードを、子ども達に書いてもらいました。それを色紙に貼ったり、メッセージカードフォルダーにいれたりして、ちょっと「力」を入れて作りました。


寄せ書き


メッセージカード

何でも、卒業式後に、支援級へ戻ってはいけないので、今日にして欲しいと、中学校側から言われました。なので、帰りのホームルームの後、これを、記念品と一緒に、子ども達から、先生へ渡してもらいました。


ところが、先生たち、表面上は、「ありがとう」と言っていましたが、全然嬉しそうでないんです。もらったら、「早く帰りなさい」と言って、中を見るわけでもなく、子ども達に帰ることを促していました。


私も、中学校生活最後ですから、息子と一緒に先生にお礼を言おうと思ったのですが、話しかけても、うわの空、早く帰ってくださいオーラが全開でした (  ゚ ▽ ゚ ;)


3年間のお礼を言いたかったのですが、5人いた先生誰も、相手にしてくれませんでした。正直悲しかったですね。こんなにも、嫌われていたのかと思うと、がっかりしました。


その後、交流級の担任の先生へも、息子とあいさつしてきました。この先生は、もともとさばっとした先生ですから、うるうるすることもなく、お礼ができました。


その後、息子の希望で、図書室の先生へもお礼をしに行きました。特別支援に、支援級の先生以上にすごく理解のある先生で、息子も大好きでした。


わざわざ図書室へ呼んでくれて、「卒業おめでとう。養護学校の図書室にも、いっぱい本があるから図書室を使ってね」と、丁寧に、息子へ話かけてくださいました。


娘も、昼休み本当にお世話になっています。母も声を詰まらせながら、お礼のご挨拶ができました。


これが本当のお別れの挨拶だと思いました。支援級の先生が出来なかったことを、図書の先生にしてもらいました。支援級の先生の態度は、とても残念です。


何も告げずにお別れするのは、寂しすぎます。3年間お世話になったので、お礼の気持ちは、手紙にしようと思います。


卒業式は、お天気よくなるといいですね。ほろ苦な、中学校の最終日でした。

【今日のいいとこ探し】


今日は、東日本大震災のあった日です。実は、今日、忙しかったこともありますが、あまりテレビをつけませんでした。


あの日のことを忘れたわけではありませんが、震災の時の異常な生活、テレビで見る津波、原発の恐ろしさ、失われた命のこと、そのすべてを思い出してしまうことがつらかったからです。


息子が、朝、ぽつりと、「3.11の地震の時は、怖かった。お母さんが迎えに来なかったらどうしようかと思ってたんだ」と言いました。あの時、息子は、小学校でパニックを起こしてたいへんだったのです。


あの時、地震の大きさも怖かったはずですが、お母さんが来ないかもしれないと、不安になったんですね。母のことを思ってくれているのがわかりました。 


「大きな地震の時には、お母さん、必ず迎えに行くから、待っててね」と、約束しました。



追伸

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