障害者が起業して、お金を稼ぐ | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。夜になって降ってきた雨、夜中から朝方にかけて、雪になるかもしれないそうです。念の為、車のワイパーを立てておきました。雪国の知恵ですね。


雪対策(車)


今日は、午後から勉強会へ行ってきました。自閉症の関係者だけでなく、自殺防止や不登校等のお子さんの学校以外の地域での居場所作りをされている方もいらっしゃいました。


その中で、どう就労してお金を稼いで、納税するかという話しがでました。自閉症の人の特性にあった、能力を発揮できる働く場があれば、納税者になれるはずだという話しがでました。


家に帰って、テレビをつけてみると、その納税できる障害者を取り上げた番組がやっていました。以下、長文です。


TBS,18:30~、「夢の扉」。今日は、脊髄性筋萎縮症の24歳、「寝たきり社長」さんの話でした。ほとんど身動きできないのに、2015年度ベンチャーアワードという、障害者の起業した会社だけに送られるものでなく、一般の企業も含めた優れた会社に送られる賞を受賞していました。


「障がいは、ハンディでなく、武器になる」という、言葉を元に、名刺作成やホームページ作成などを始めます。最初は、全然もうからなかったそうですが、いろいろな人に売り込みをしたそうです。それが、認められて、だんだん仕事が入るようになったそうです。


今、障害者がどうしたら、就労することが出来るか、お金を稼ぐことが出来るかを考えたビジネスを手掛けているそうです。


脳性麻痺の方などは、大学卒の資格を持っていながら、就労先がないということがおこっているそうです。受け入れてくれる職場が無いのです。


福祉の枠の仕事では、製品の買取の金額が低く、賃金もとても低い現状を踏まえて、障害者が働いて、一定の賃金を得られる仕事、障害者だからできる仕事の模索もしていました。


1つは、名刺作り。決まったデザインなので、コストを抑えられるそうです。その入力作業を、障害者の方にしてもらう。簡単な作業ですが、売り上げの3割が、手元に賃金として払われるそうです。


もう1つは、障害者が障害者のカウンセリングをするというものです。カウンセラー自身も、障害を抱えていれば、親身になった相談にのれるというのです。


目から鱗の発想でした。福祉の枠の外で仕事を探すと、雇用や最低賃金の保証も考えられるのです。それを実現するためにどうするのか、「寝たきり社長さん」、すごいです。


自閉症の子を持つ親としては、とても興味深い話でした。これから、自閉症の子達の就労でも、何か役に立つことがあればいいなあと思いました。


【クスッと、コーナー】


今朝も、娘が家のルールを守らない場面がありました。それを見ていた息子が、「ルールが守れないなら、うちの子ではありません。出ていってください」と、言って、娘を軽々持ち上げ、リビングから外へ出そうとしていました。


娘は暴れていましたが、息子は、「われ関せず」で、連れて行ってしまいました・・・・・


兄妹喧嘩は、親が介入せず、見守りとすることにしたので見送りました ┐( ̄ヘ ̄)┌

追伸

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