LADです。今日は、養護学校の入学選抜受検を受けてきました。以下、長文です。
朝から、あいにくの雨な上に、電車の事故、トラブルが重なり大変でした。我が家は、最寄駅から、電車に乗れましたが、人があふれ、入場制限がかかり、あきらめてタクシーや自家用車にした人もいたようです。
大事な日に、ショックですね。満員電車を嫌がった息子には、「今日は、電車トラブルで、特別混雑しています」、「時間に遅れそうなら、学校へ電話して遅れることを伝えれば、大丈夫です」と、言いきかせて、乗り切りました。
受検は、朝9時から、受付、班分けまで、母と一緒。制服で行、その後、ジャージに着替えて、生徒だけで、学科試験(国語と数学)を別室で、、運動検査を体育館で受けました。
受検といっても、息子の受けた学校は、定員割れをしていたので、全入(全員入学)です。落とすためのものでなく、学校が始まってからのクラス分けや、本人が、今に時点でどれくらいできるかのアセスメント(評価)を取る為のものだと聞いています。
国語は、漢字、文章題、絵合わせ等、数学は、計算、文章題、線繋ぎ等だったそうです。運動は、マット、平均台、ハードルのバーくぐり等を組み合わせたサーキットだったそうです。
あとは、簡単な面談で、志願相談の時と同じように、将来つきたい職業や入学したら何をやりたいかなどを聞かれたそうです。
それから、制服から、ジャージへの着換えの様子やお弁当を食べる時の様子なども、観察したそうです。これは入学してから、どのくらい支援がいるかを見極める為の、受検の大事な項目だそうです。
親は、原則控室で、本を読んだり、スマフォをして、面談まで、待機していました。私語を大っぴらに出来ないので、暇つぶしが必要でした。お昼もそこで食べました。
面談1対1でやりました。内容は、プロフィール確認、志願相談の時とほぼ同じ、時間が短いので、簡略化された質問でした。学校に何を望むのか。身体的な配慮は、何か。通学方法、経路、時間などでした。
乾皮症があるので、保健面談も受けました。養護の先生と息子の乾皮症の症状、対応を話、学校へお願いの確認をしました。ただ、塗り薬は、息子がかゆがっているから、塗るのでなく、例えば、給食後の決まった時間に塗ることしかできないと言われました。人手の関係でしょうか、仕方ないですね。
最後に、校長先生と親子面談。この学校へ入りたいかを、親の子の意思をそれぞれ最終確認。学校へ入ったあとやりたいことを息子に聞いていました。最後に、「お待ちしています」という、言葉があったので、大丈夫だと思います。
午後1:15まで、あっという間でした。息子も、私も緊張しませんでしたが、朝の電車トラブル、受検のプレッシャーでしょうか、落ち着かず、大きな声を出す子もいましたが、先生方も慣れた対応で、心配はありませんでした。さすが、養護学校ですね。
受検後は、駅で大好きな電車を見たり、家に帰って、ご褒美のビデオ見て、まったり過しました。少しクールダウンが必要でした。写真は、帰りの駅、お疲れの背中です。
その後、息子の希望で、放課後デイサービスに送って行ったのですが、疲れていたのか、ソファーで昼寝をしたそうです。珍しいです。
あとは、1週間後の合格通知を待てばいいので、やっと肩の荷が下りました。息子も、よく頑張りました。
抽選になった学校があったと後から、聞きました。療育手帳B2の障害程度が軽い子が対象になったそうです。事前に連絡があったわけではなく、最初のミーティングでそれが告げられ、受検後、その場に親子で残され、抽選だったそうです。
春からの進路がこれで、決まります。あとは、入学までに、息子は、電車に乗るスキル、スマフォを使うスキルの向上をはかります。親は、リュックや制服やジャージ、文房具等の入学準備、卒業に向けて、先生達へのお礼など、やることは沢山ありますね。
卒業まであと、4か月あまり。楽しい思い出が増やせるといいですね。
【今日のいいとこ探し】
受検のグループ分けで一緒になった男の子と、早速電車話で盛り上がって意気投合して、「友だちになった、電車兄弟だよ」と、母に紹介してくれました。
お友だちができ、入学が楽しみになりました。
追伸
ブログランキングに参加しています。下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです。