悼む息子~悲しさを知る~ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。家の外壁リフォームが、予定より3日早く終わりました。週明けから雨の予報だったので、施工会社が人数を増やして対応してくれました。自分のイメージしていた外観になったので、大満足です。


《リフォーム前》           《リフォーム後》

リフォーム前   リフォーム後

今日、入院して闘病していた、叔父さんの訃報を受け取りました。娘と息子を孫のようにかわいがってくれた方だったので、とても残念です。ご冥福をお祈りいたします。


子ども達も、病院へお見舞いに行っていたので、様子は見ていたのですが、ショックだったようです。娘は、涙を流し「悲しいし、寂しい」と言っていました。


うまく伝わるか、わからなかったのですが、息子に、叔父さんが、今日死んでしまったこと。病名は、癌だったこと、お通夜と言って、お別れの式が月曜日にあること、それに、学校の制服を着て、18:00から参加すること、お線香をあげて、お別れをすることを伝えました。


息子は、「一人でいるから」と言って、自分の部屋にこもっていました。食事の時間呼びに行ったら、iPodを聴きながら、泣いていました。「食事を部屋に運んで欲しい」と言われたのですが、一緒に食べようと、誘ったらへ部屋から出てきました。でも食後、また自分の部屋に入ってしまい、お風呂に呼ぶまで、出てきませんでした。


「悲しいんだよ、痛ましいんだよ。叔父さんと、電車いっぱい見たのに・・・また、見たかったのに・・・」と、こちらが、苦しくなってしまうくらい、悲しんでいました。大好きだった叔父さんの死を確かに、「悼む」息子がいました。


ここまで、「死」を理解して、心を痛めると思っていませんでした。「死」を理解できない方が、楽だったのかもしれません。


お通夜に出ることにも、不安があるようなので、明日、落ち着いたら、お通夜とは、どんな風に執り行われて、参列者は、どう参加するのか、インターネットで調べて見せて、見通しを立てさせようと思います。


【今日のいいとこ探し】


息子が、コタツ布団に入って泣いているので、頭をなでていたら、「ごめんなさい。ごめんなさい」と言ってきました。なので、「悲しい時は、泣いていいから、謝らなくていいんだよ、叔父さんのこと、忘れなくていいんだよ」と、話をしました。


お風呂に入ったら、少し落ち着いたようで、好きな電車の話などをし始めました。今日1日で、心は、ずいぶん成長したと思います。



追伸

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