スマートな別れ方をする息子 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。お盆の最終日、青空に雲がきれいでした。


入道雲

娘は、宿題の追い込みで家に母と缶詰、息子は、主人と誕生日プレゼントを3駅離れたヨドバシカメラまで買いに行きました。


主人は、夕方、キャンプのボランティアさんと飲み会がその駅近くで予定されていました。なので、息子とは、買い物の後に別れて、1人で帰宅させることにしていました。


息子は、6時過ぎに、駅から、「お誕生日プレゼントは、リュックにいれました、6時11分の電車に乗って帰ります」と、帰るコールがあり、1人で無事に家まで帰ってきました。


主人が、駅まで送ってくれたのだとばかり持っていたら、飲み会から帰って来た主人が驚くべきことを話してくれました。


駅近くのスタバで、2人でキャラメルフラペチーノを飲んでいたそうです。先に飲み終わった息子に、「お父さん、6時5分の特急電車の先頭車両を写真に撮らないといけないので、僕はお先に失礼します」と、言って席を立たれてしまったそうです。


さらに、慌てた主人が、フラペチーノを一気飲みして「頭痛~い・・・」と、苦しんでいたら、息子に、冷静な声で「も~うお父さん、アホなことして・・・・・」と、言われそのまま、1人で行かれててしまったそうです。


1人スタバに残された主人は、とてもさみしかったそうです (゜д゜;)


主人を置いて、1人で歩き出した息子が駅まで大回りをしそうになったので、「まっすぐ行くと駅に近道だぞ」と、指さしていうと、「わかった」と、息子が指示にしたがったそうです。


ただ息子は、まっすぐ行って、間違えてバス乗り場の方へ階段を降りていってしまったそうです。「どうしよう」と、主人が遠目に見ていたら、間違えに気づいた息子が、自分で戻ってきて、看板を見直して、ちゃんと駅へ歩いて行ったそうです。まったく、1人旅心配いりませんね。 


なんて、人とスマートな別れ方をする息子なんでしょう。びっくりするとともに、ちょっとうれしく思いました。


きちっと年齢相応に、成長している部分もあるんですね。


【クスッと、コーナー】


娘がリビングで宿題をやるので、息子には、朝から、自分の部屋で過ごしてもらいました。


息子が外出しているときに、のぞきにいったら、机に大好きな電車の本が山積みになり、息子専用の書斎ができていました。


息子の机

ここに座り、大好きな音楽を聴きながら、鷹の爪団と電車のコラボ作品を延々と描いていたようです。


プラレールジオラマもバージョンアップしていました。


プラレールジオラマ


エアコンも低めで、誰にも邪魔させず、至福の時間だったようです・・・・




追伸

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