構造化されていた、和太鼓体験教室!! | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、息子の和太鼓サークルの付き添いで、市の夏休み和太鼓体験教室に参加してきました。


実は、小学校1年生の時に参加したことがあったのですが、人手不足に、あまりに混乱を招いてしまう指示と騒がしさが半端なく、息子は、ギブアップ。ホールの外へ出て、まったく参加できませんでした。


なので、今回も、サークルのデモ演奏の時は参加できても、体験企画自体への参加は、無理かもしれないとお話ししてありました。


しかし10時にホールに着くと、和太鼓サークルのメンバーに加え、中学校の支援級のクラスメイトに、放課後デイサービスの同じ利用日の下級生の顔がありました。見知ったメンバーに、息子、ハイテンション!!不安が吹っ飛びました。


さらに、支援するスタッフも、この企画が9年目なので、洗練された動きをされていました。少し落ち着かない子には、親が付き添うのでなく、慣れたスタッフさんが2人付き添いでサポートしてました。


こどもに無理じいをして参加させるのでなく、スタッフさんの1人が太鼓を叩いて見本を示し誘い、もう一人が、声掛けして、行動を促す感じですね。出来る時、やりたいときに、太鼓を叩けばいいという、自然な感じで参加を促していました。


禁止の声がけもなく、とにかく必要最低限の指示だけ、太鼓を打つことに集中できるいい環境でした。


太鼓が色分けされていて、最初に、子ども達に受付で色分けした名札(色付きガムテープ)を貼るので、自分がどの太鼓を叩けばいいのか迷いません。また、床の並ぶ位置に、色付きガムテープが貼ってあるので、目安になりました。


構造化と的確な指示で行われた自閉症の子の参加しやすい太鼓体験教室でした。


息子たちのサークル発表も、びしっとアップテンポの曲を演奏して、「中学生のお兄さんかっこいい」と言ってもらえました。大成功です。


息子も、声援をもらって、まんざらでない様子でした。


和太鼓を叩く息子


【クスッと、コーナー】


和太鼓教室の後、9月に親の会の見学で行く予定の福祉就労のレストランへ息子とランチに行ってきました。


そこで、衝撃の事実!!息子は、ドリアの食べ方をしらなかったのです  Σ(゚д゚;)


ドリア初体験だったのですが、上のホワイトソースとご飯混ぜながら食べないんです。熱々のままスプーンに載せて口へ入れて、熱いので慌てて出してを繰り返していました。


ドリア


なので、具体的な指示をしました。「スプーンで、お皿の中で、ご飯とチーズをよく混ぜてください。そうすると空気がはいって、早く冷めます」と、教えたら、納得してくれました。


あとは、お冷をおかわりして、やっと美味しく頂けました。外食で食べられるメニューが増えてよかったです。


自分は、どうやってドリアを冷ましながら食べられるようになったのでしょう。意識せず、自然に身についていることって沢山ありますよね。



追伸

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