LADです。今日は、絵手紙のサークルの方と、鎌倉散策に出かけました。
アジサイが見ごろなことと、鎌倉を題材にした映画、海街diaryが封切られ、テレビで取り上げられたことが影響して、長谷寺は激混みでした。アジサイの道を通るのに、90分待ちです、びっくりです。
生まれて初めて、「写経」をしました。しんと静まりかえったお寺の一角で、筆をもって、墨をすり、紙に向かいます。同じ長谷寺の中でも、アジサイ観光客のいない静かな空間です。
昨日、息子の修学旅行の最終お願いを、朝方までかかって書いていたせいもあり、寝不足、学校や先生の対応に対して色々考ええるところがあり、煩悩だらけだったのでしょう。字を間違う、うっかり居眠りして字がはみ出すなど、自分の煩悩の多さ、ふがいなさを見せつけられてしまいました。
そして、午後鎌倉から取って返して、娘の日本脳炎の予防接種に、発達クリニックと病院の梯子をしました。家に帰り着いたのは、6時半過ぎ、そこへ支援級の先生から、電話がありました。
今朝、修学旅行お願いの手紙を渡し、最終の話がしたいと申し出たところ、夜に電話しますといわれていたのです。以下は、ネガティブな怒りの長い文章です、すいません。
そこで、出たのが、私の修学旅行の疑問・質問に対して、例の「息子さんは、全部理解しています。息子さんに聞いてください」という、セリフです。
息子は、先生に、「わかった?」と聞かれれば、「わかった」と答えます。息子的には、本当に理解をしているのかしれませんが、それをうまく人に説明することは、うまくできません。とても難しいスキルです。
親が、正しい情報をしっていて、それを元に息子が理解できる言葉で質問すれば、ピンポイントで答えを引き出すことはできます。
×な例)
母が何も情報をもっていない場合、息子には、先生が説明してあっても・・・・
母:修学旅行の自由行動は、どこで、何をするの?
息子:わからない、知らない
○な例)
行き先が、映画村だと知っていれば・・・
母:修学旅行の自由行動は、映画村へ行くよね。そこで、何を見るの?
息子:支援級のみんなと、忍者ショーみるんだ!
自由行動の時に、何を見るのか知るためには、具体的なキーワード、「映画村」へ行くことを母が知らなければ、息子から、「忍者ショー」は、出てこないのです。
先生は、「お母さん、心配し過ぎです、大丈夫です。出来ますよ」と、言い張るばかりで、大丈夫な考慮・根拠は何もありません。限界でした。
先生には、自分が受け持った、ただの1年間でも、わが家にとって、息子にとって、将来を決める大事な1年間です。
息子は一度体験した、マイナスの記憶を消すことが、なかなか出来ません。修学旅行で嫌な思いをしたり、不安が強くなってしまったら、それも強烈に記憶に残ります。交流級のクラスメイトとトラブルがおこったり、嫌な思いをさせてしまったら、残りの半年、卒業まで、交流級で辛い時間をすごさないといけなくなります。
ただでさえ、高校受験の頃は、3年生のクラスは、荒れます。その時に、ストレスのはけ口になるのは、支援級の子や、ボーダー域で普通級で学んでいる生徒です。それくらい、修学旅行は、失敗できないと考えています。
ある程度重い障害のある子を持った親は、子どもに自立して欲しいと思い、色々教えていきますが、全く親の手が離れる日は、自分が死んだ時だと自覚しています。
息子が、福祉の道を進む以上、私は、おそらく、70才になっても、80才になっても、母親であり、息子のことを、支え、心配しつづけるでしょう。先生に、このことを伝えたら、泣けてきました・・・
支援級が、どう修学旅行に参加するかの質問に、1か月前まで返答がなく、修学旅行、2日目自由日のスケジュールは、旅行の5日前に提示、交流級へ息子の説明は、結局なし、班は、班員の名前さえ教えてもらえませんでした。見通しも、具体的な提示もなく、変更に弱い子達へのフォローもなかったです。
さらに、支援級の、1、2年生へ「お土産を買いたい」という、息子の願いも却下でした。去年までの3年生は、支援級の在校生にお土産を買ってきていました。今年は、肢体級が出来て、食べられないので、無しを先生が勝手に決めました。
社会性の低い子が、誰かの為にと申し出たことを、もっと大事にしてほしかったです。3年生9名みんなで話し合って、買うか買わないか決めても良かったはずです。お菓子以外のお土産もありだと思います。
今回、支援級の先生の、修学旅行への対応は、自閉症スペクトラムの子どもの特性を無視したものでした。一度、主人と一緒に、支援級の主任とお話をしにいきたいと思います。子どもを中心にした支援級になってほしいですね。
もう、明後日から、修学旅行ですから、色々蒸し返しはしません。「よろしくお願いします」と、笑顔で送り出そうと思います。
【今日のいいとこ探し】
「ゲームは、7:30まで」と言っておいたら、時間を過ぎてやっている妹に「もう時間だからやめよう」と、ソフトな感じで注意できていました。いい感じですね。
追伸
ブログランキングに参加しています。下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです。