自閉症スペクトラムの2次障害の予防を学ぶ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日も暖かったですね。でも、昼過ぎのにわか雨で洗濯物が濡れてしまいました。


春なので色々なお花が咲きだして、一雨ごとに華やかになりますね。ご近所のお庭のサクラソウがきれいに花を咲かせていました。


サクラソウ


今日は、朝から、勉強会へ出かけていました。1日かかりでしたが、いろいろ学べて、いい勉強会でした。


特に印象に残っているのが、「二次障害の予防をするためにどうしたらいいか」という話しでした。ポイントとしては、以下のようなことだそうです。


○話相手つくり

 →自閉症の人は、話をするのは得意でないけれど、成長の過程で、話相手を求めます。同世代が難しい場合、親や支援者がそうなりましょう。


○無理な要求をしない

 →障害特性として無理なところを認めて、得意を伸ばす。独特な興味や発想を許容する。


○不適応やいじめを経験させない

 →いじめられた経験は、あとあとまで残り、トラウマになってしまったりする。


○自尊感情をもたせる。

  →「褒める」事が大切。障害によって、非難されず、制限されず、出来ないことを責められない。本人が 

    愛されているという感覚を持たせる。


○自己分析して、バランスコントロールできるようにする

 →自分の特性を知り、ストレスや問題が起こった時に、どう対応すればいいかを学ぶ。ストレスを解消するためにどうしたらいいか、癒しのグッズをつくったり、解決方法を身につける


○仲間作り

 →自分だけが、つらい訳ではない、同じように困っている子が他にもいるという安心感がある。


○第二次性徴期に入ります

 →性の正しい知識と感情コントロールが大事になります


なんだか、たくさんアプローチしないといけないようです。学校へのお願いの仕方など、いろいろ参考になりました。実りの多い勉強会でした。


【今日のいいとこ探し】


思い出話を嫌っていた息子ですが、今日は、ひょんなことから、息子の思い出話が聞けました。自分から話し出したのは、初めてかもしれません。


娘の好き嫌いの話から、息子が小学校1年生の時に、生トマトを先生から食べるように言われて、吐いてしまい、学校を早退したことがありました。


それを、自分から話したと思ったら、2年生の時は、12月に風邪で、3年生の時は、2月に扁桃腺が腫れて、4年生は、インフルエンザで・・・・と、日にちも覚えていました。


息子の記憶力の良さを、改めて実感しました。



追伸

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