子どもが大きくなるまでに育てておく事 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日も寒かったですね。ご近所の方から、柚子とオレンジをもらいました。柚子は、冬至までとっておくつもりです。


柚子とオレンジ


強度行動障害のある方の入所施設で、身体拘束中に、嘔吐物をのどに詰まらせての死亡事故が発生しました。


その人は、知的障害があり、耳への自傷が酷く、体も大きな成人の方だったので、本人と支援者の安全確保のために拘束したそうです。1時間おきの見回りだったそうですが、その最中の悲しい事故です。


親の会の人と話をする機会がありました。その時に、そもそも、強度行動障害になってしまう前に、何かできなかったのかと、いう話になりました。


「子どもが大きくなるなる前に、育てておくことは何か?」


●しゃべれなくても、自分の意思や、拒否を表現できる。

 →これが育っていないと、逃走や加害につながる。


●自分の意思で、選ぶことができる。人の指示を待たなくていい。人が居なくても行動できる

 →自分の欲しいものを、手に入れて安心できる。指示待ちになってしまわないようにする


●世の中のルールの理解、善悪の判断をわかるようにする

 →犯罪者にならない。地域に根差して生活できる。就労に結び付く


●身辺自立を確立する。出来ない所は、人にやってもらうのでいい、人の手を借りる

 →グループホームなどに入りやすい、1人暮らしをすることができる


●親以外の人が関わり、それに慣れておく

 →過保護にしていると、全部親がやるのが当たり前になり、なんでも親のせいにする


これ以外にも色々あります。子どもが小さいうちに、上記のことを含めて、きっちり育てていきたいと思いました。


【クスッと、コーナー】


先日から、息子が長靴(ショートブーツ)の中を濡らして帰ってくるので、水たまりには入らないよう、注意していました。


そうしたら、なんと、 長靴の底に穴があいていました。それで、濡れてしまっていたんですね。息子を疑ってました。ごめんなさい。


長靴の穴


長靴の穴2



追伸

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