作品展での息子の様子 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、家族で、作品展を見に行きました。どんな風に自分の作品が飾られているか、気になって仕方なかった息子。駅ビルの中の会場に着くと、受付で名前を書くのもそうそうに、自分の作品ブースへ行きました。


作品展


自分の作品を1つづつチェック、有名な画伯のようです。自分のカメラに、1つ1つ作品を収めていました。


息子作品2   息子作品1


私鉄の駅ビルという事もあり、様々なお客さんが見に来てくれました。息子の、自分の作品の説明を、熱心に話を聞いてくださる女性の方がいて、10分以上、息子と作品談義をしていました。


あまりにも、息子が長く話しているので、心配になり、声をかけたところ、ご自分の息子さんも自閉症なので、「話が弾んで楽しいので大丈夫ですよ」と、言っていただけました。


息子も、自分の作品を認めてくれる人がいるという事がうれしかったようです。


その後、50分ほど、作品展のチラシ配りを、建物の入り口でしました。手伝いに行く前に、どう息子に終りをはっきり伝えようか、スタッフの人と打ち合わせをしました。


チラシの枚数を決めて、配り切ったら終わりにするか、何時から、何時までと時間を区切ってやる方がいいか考えたのですが、チラシの枚数だと、もらってもらえなかったとき、時間が長くなってしまいます。


なので、「16:00まで、お手伝いです」と、時間を区切って伝えて、出かけました。


「今、4階で自閉症の作品展をやっていま~す♪」と、母や他のスタッフさんの、呼びかけを真似するので、ちょっとオネエっぽい感じになってしまったのは、ご愛嬌です。


でも、小さい子がくると、しゃがんでチラシを渡したり、チラシを受け取ってくれた人には、大きな声で「ありがとうございました」と、自分から言えていました。


息子は、「来年も作品展にいっぱい絵を描いて参加してね」と、スタッフさんに言われて、ご機嫌で会場を後にしました。明日の夕方の片づけも、お手伝いしてくれるそうです。


【クスッと、コーナー】


「子どもが行くとチラシをもらってもらえるから・・・」と、いわれチラシ配りをしたのですが、息子は、母より背が大きいです。あまりチラシを受け取ってもらえなくて、とてもがっかりしていました。


なので、考え方を切り替えてもらいました。「チラシは、みんなが受け取ってくれるものでは、ありません」「もらってもらえたら、うれしいよね。だから、ありがとうっていおうね」と、息子に言ったところ、気持ちが切り換えられて、がんばってチラシ配りができました。


終わったあと、電車を見るご褒美も、がんばれた理由かもしれません о(ж>▽<)y ☆



追伸

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