問題行動における対応の優先順位 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。 グリーンカーテンのキュウリがすっかり枯れてしまったのですが、ゴーヤが元気です。勢いよく葉を伸ばしています。


グリーンカーテン


うっかり、取り損ねてしまったゴーヤがオレンジ色になりかけてました。中を割るとけっこう怖いくらい種が赤くなっています。苦みが少なくなっているので、おかか煮に。緑の方は、ゴーヤチャンプルーにして朝ご飯にしました。


ゴーヤ   ゴーヤの中身


今日、来年小学校にあがるお子さんのお母さんから、相談がありました。靴の左右を、何回教えても間違えてしまうというものでした。


わかりやすいように、左右違うイラストを描いたり、声がけしたりと、小学校に上がる前に何とかしたいと思い、いろいろやったそうですが、うまくいかないとのことでした。


「なんで、こんな簡単なことできないの・・」と、ついつい、きつく怒ってしまっていることを反省されていました。いろいろ勉強されていて、その通りにやっても、結果が伴わないので、困り果ててしまったようです。


そこで、そのお母さんに聞いたのは、靴を左右間違えて履いてしまうことは、どのくらい問題なのかということです。見た目は、かっこ悪いですが、靴を左右間違えて履いて困るのは、足の痛くなる本人だけです。だとしたら、今、無理して直そうとしなくていいのではないでしょうか。


親も含め、人に迷惑をかけたり、本人に危険が伴ったりしない問題行動は、対応の優先順位が低いと思われます。


とくに、今回の靴の左右を間違える件も、幼稚園生ならよくあることです。1年生くらいでも、左右間違えて履いている子もいますし、服の前後ろ逆、手提げ袋を引きずって歩いている子もよく見かけますね。


ついつい私たち母親は、「ここまでできなくちゃだめ」と、勝手に高いハ-ドルをかかげてしまいやすいです。ちょっと、立ちどまって、同年齢の子を観察するといいですね。


相談のお子さんも、左右間違えて履いたまま幼稚園に行けば、お友だちから笑われたり、先生に注意されたり、足が痛くなるでしょう。実際に、自分で不都合を感じれば、左右間違えなくなります。


すべてを親が先取りして、失敗しないようにするのではなく、成長に応じて、失敗から、実体験として色々学んでもらうことも必要になってきますね。


【クスッと、コーナー】


体操教室だった息子。行く前に、「○○コーチが来るといけないから、歯磨きしなきゃ」と、いそいそと歯磨きしていました。


好きなコーチに会う前に、こぎれいにしておきたかったのでしょうか。体操と歯磨きは、関係ないですよね( ´艸`)



追伸

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