LADです。今日は、娘が1人で、お昼ご飯を作るので、お母さんは「何もしないでいいから・・・」と、言って台所に立ちました。11時前から取り組んで、12時前には出来上がりました。ずいぶん手際が良くなりました。
家庭科クラブで習ったスコーンです。チョコチップが無いので、自分でチョコを砕いたり、野菜サラダを付けてくれて、栄養面も考えてくれました。
今日も、勉強会へ行ってきました。高機能自閉症の人の支援ということで、生活面全般の支援も入れながら、自立を促す「サポートホーム」というシステムを実践している施設の方の話を聞きました。
高機能の方は、実家で同居している場合が多いのですが、親の死後のことをイメージしていなかったり、食事・掃除など家事全般の経験が少なかったり、現実的な金銭感覚を持っていなかったり、生活サイクルの乱れがあったりと、課題が多い生活をしているそうです。
聞き取りをすると、親御さんも、本人も、「出来ます」と言うのですが、大事なのは、「今、やってるかどうか」だそうです。知識として知っていてもダメで、実践していないと意味がないそうです。
大学や大学院を卒業していても、就職が難しく、発達障害の診断を受け、精神手帳をとった方の支援をしているそうですが、「1ヶ月の生活費は?」という質問に、「1億円」と真剣に答えたり、洗濯機も使ったことがなかったり、自立には程遠いスキルがない人が多いそうです。
一つ一つ、具体的にどうすればいいかを、最初は、毎日支援者の方が付き添って教えていき、徐々に、付き添う回数を減らしていき、2年かけて、1人で自立した生活を送れるようにするそうです。
支援者のもとで、経験を積んで、自分で気づくことが、大事なのだそうです。
知的に遅れが無く、学歴が高くても、自立のためのスキルは、自分で勝手に身につけるものではなく、丁寧に教えていく必要があることがよく分かりました。
【今日のいいとこ探し】
ガイヘルさんと、お出かけした息子。小学3年生の時の息子しか、知らない方だったので、5年ぶりに会って、「すごく大きくなりましたね」とびっくりしていました。
息子の撮って来た写真が、なんだか「おもちゃ」みたいだと思っていたら、カメラに「ジオラマモード」という機能があるそうです。また、母の知らない機能を使いこなしている息子でした。
追伸
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