家族それぞれのこわだり | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。昨日が中秋の名月でしたが、実際の満月は、今日なのだそうです。確かに、ぽっかり、まん丸の月がでていました。


満月


今日、自閉症のお母さんたちの話の中で、こだわりの話がでました。


自閉症の子は、「何か、自分のこだわっているものは、絶対譲れない感じがするよね」という話でした。


わが家で言うと、息子は、絶対音感からくる、聴覚過敏。音の外れた歌、曲は、NGです。電車全般についての間違いは、許されません。


あと、隙間の空いているドアは閉める、黄色が好きなど、いろいろあり、数え切れません。


娘は、明かりを消す(節電だといっていますが、強迫的です)、偶数にこだわる。テレビの音量や、何かの番号を選ぶ時に、偶数でないと、お尻がむずむずするそうです。


実は、私にもあり、触覚過敏があるので、締め付ける服、化粧はNGです。


あと、文章や絵のバランス。広報やチラシを作る時に、自分の気に入らないレイアウトがどうしても許せず、直してしまいます。


主人は、物が所定の位置にないと怒ります。O型の整理出来ない私としては、すごく困るのですが・・・。


あと、リコーダーの音がどうしてもダメだそうです。黒板にチョークを当てて、キーキー言わせて、曲を弾かれている感じするそうです。それは、嫌ですね。


こうして考えると、自閉症に限らず、人ぞれぞれなんだか、どうしても譲れない、人には理解してもらえない領域(こだわり)をもっているものですね。


人に迷惑を掛けず、自分の中で、うまく消化できるなら、こだわりもあっていいですよね。


それを無理に無くしたり、矯正してしまったら、自分らしさがなくなってしまう気がします。まあ、自閉っ子は、多すぎなのかもしれませんが・・・・・・


【今日のいいとこ探し】


昨日も、書きましたが、息子が書いている作品に、斬新なものが加わりました。大好きな「鷹の爪団」と、「Sekai No Owari」のコラボです

息子の絵


題は「TAKANOOWARI ライブin大阪」で、この題も、自分で「鷹の爪団」をローマ字にして合体させ考えたそうです。


この絵は、ドラムをたたく博士や、エレキを弾く総統や、カラースポットライトまで、細かく描きこんであります。楽器を良く知らないと、描くのは難しいはずです。


あとこの絵のすごいところは、これが、何かの絵やテレビ画面のマネで描いたものでなく、頭の中のイラストを絵にしたということです。ずいぶん、想像力に磨きがかかっていますね。





追伸

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