お兄ちゃんは、結婚するの? | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、朝から28度と、熱帯夜から、そのまま昼間の暑さになってしまいました。今年最高の暑さだそうです。


虫が多いのでしょうか。そんな中、台所の窓にヤモリが張り付いていました。ヤモリは「家守」と書いて家を守ってくれる神様だそうです。


このヤモリ君、同じ子かわからないのですが、先日、雨戸に挟みかけてしまったので、元気な姿を見れてほっとしました。


やもり


夜、息子が風呂に入っている時に、ニュースで、タイの代理母出産のことをやっていました。生まれて来た双子のうち1人にダウン症があり、オーストラリヤ人の夫婦が引き取りを拒否したというものでした。


そんなニュースを見ながら、「ひどいね。なんで、そんな事するんだろう」、娘が憤慨していました。確かに、ひどい話です。そして、いろいろ考えさせられますね。


そんな時、ふと娘が突然、「お兄ちゃんって、結婚するの?」と、聞いてきました。


「自閉症という障害もあるし、結婚するかどうかは、わからないな・・・」と、答えておきました。このいい方でよかったかどうか、ちょっと悩んでいます。


自閉症の子も恋愛感情はあると思いますが、結婚というと、家族を養わないといけないわけで、簡単にはできませんよね。


まずは、就労できるかどうか、自分が生活する分のお給料なり、障害者年金などの収入が得られる大人になれるかどうか。それの方が、問題です。


「結婚は、お兄ちゃんに限らず、家族の生活を支えられる人がするものだ」と言っておきました。


あと、自分の結婚のことも気にしていました。そういうお年頃なんでしょうか。


「私、結婚できるかな?」と言うので、「できると思うけど、絶対しなくちゃいけないわけではないよ」と、言っておきました。


「お兄ちゃんのことも話して、それでもいいと言ってくれる人だといいね」と言っておきました。ダメなら「お兄ちゃんやお母さんたちと縁を切って、彼氏について行ってもいいからね」とも話しておきました。


娘の人生です。「家族だから、我慢しなさい」には、したくありません。突然の質問に、ドキドキしてしまった母でした。


【今日のいいと探し】


突然、土曜日からの旅行の準備を始めた息子。まだ、出かけるまで4日間もあるのに、気が早いです。

でも、せっかくその気になったので、荷造りをやってもらいました。


そうしたら、鷹の爪団の本の表紙と学校で娘が作って、息子にプレゼントした巾着のデザインが同じことに気がついて、母のブログ用にと、写真を撮ってくれました。


鷹の爪イラスト2


母のブログの心配までしてくれる、やさしい息子です。



追伸

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