出会いと別れ | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、最高気温22度という、初夏の暖かさでした。花も陽気に誘われて、咲き乱れていました。タンポポ、アセビ、八重ボタンと、色とりどりで、色彩鮮やかです。


タンポポ   アセビ   ボタン

今日は、中学校で離任式がありました。去年1年間お世話になった支援級の先生が、他の中学校へ移動になりました。


入学当初、なかなか息子の特性(しゃべるほど、意味が分かっていない)を理解してもらえず、けっこう戦ってしまった先生です。


でも、こちらが、お願いして、学校側も必要だと思ったことは、きちっとやって下さる先生で、信頼がありました。


まだ、4年目だと聞いていたので、卒業までご一緒してくだると思っていたので、今回の移動には、びっくりしました。その先生のお別れの言葉がよかったです。


『幸も不幸も自分の内』


どんな環境や、待遇に置かれても、自分がそこで、どう生きるのか、過ごすのか、それは自分次第だというお話でした。先生は、どこにいっても、自分らしさを忘れなければ、幸せになれますという主旨のお話しをしてくださいました。


これって、障害があっても、無くても、誰にでも当てはまるエールですよね。


花束と、支援級のみんなからのメッセージカードを贈りました。先生が、「卒業まで見てあげられなくて、心残りでした」と、涙ぐんで言われた時に、思わず、もらい泣きしてしまいました。春は、別れの季節です。

記念品


新しい出会いもありました。支援級に新しい主任の先生が来ました。ベテランで、子供たちとも、すっとなじんでいます。


新1年生は、コチコチに緊張していました。迎える息子たちも、「先輩」と呼ばれて、なんだか、くすぐったいような、ちょっとうれしいような、落ち着かない様子でした。慣れるのに、少しかかりそうです。


【クスッと、コーナー】


今日は、教科書配布の日。学校まで迎えに行くと、慌てて帰ろうとする息子がいました。


「教科書全部持った?」と、聞いたら「美術と音楽は、先生がいいって・・・・」と、さっそく置き教科書しようとしていました。名前も書くし、親も内容を見たいので全部持ち帰るよういってあったのですが、さっそく「楽」しようとしていました。


さらに、帰りに、先生と話をしていたら、ちゃっかり自転車のカゴに、教科入りのリュックを入れてありました。持ってもらおうと思いましたが、思いのほか、重いので、母のリュックと交換にしました。以前、重すぎて、校庭に荷物を捨ててきてしまったことがあるので、仕方ありません (>_<)


「楽」しようと、あれこれ、考えるようになりましたね ( ´艸`)




追伸

ブログランキングに参加しています。下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ
にほんブログ村