虐待の中に、発達障害? | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日も、爽やかな秋晴れのいいお天気でしたね。青空に、ピラカンサスの実が鈴なりでした。ツワブキも綺麗な黄色の花を咲かせていました。秋は、紅葉に負けず、綺麗な色の植物が沢山ありますね。


自閉症スペクトラムの窓-ピラカンサス   自閉症スペクトラムの窓-ツワブキの花


今日は、息子の療育先の勉強会へ行ってきました。「将来に向けて、今するべきこと」と言うテーマだったのですが、その中でも、大人になって仕事を維持できる人とは、というところで興味深い話がありました。


いくら勉強ができても、どんな才能があっても、人の希望に沿った仕事ができないと賃金に結びつかない。また、自分のやっていること、困っていることをちゃんと人に伝えられないと、仕事を続けることはできないそうです。


そうですね。高機能で、言葉を流暢にしゃべっていても、実は要求の出せない人もいるそうです。能力的に高くても、人に伝える能力がなければ、仕事になりませんね。


また、将来に向けて育てていくことが見えてきました。


先ほど、ニュースZEROで「虐待児童の治療に密着」というニュースをやっていました。内容は、虐待にあった子の、なかなか癒えない悲惨な様子を伝えるというものでした。


ただ、そこに出てきた子たちの症状が気になりました。虐待の症状として、感情を爆発させる、自傷する、人と一緒にいることをストレスに感じる、自分の気持ちをうまく人に伝えられない、気持ちを言葉で表わすことが苦手で、気に入らないと言葉でなく暴力をふるうなどがあるというのですが、それは、発達障害の症状でもあります。


そういう症状をもとから持っていて、育てにくいので虐待にあいやすいのかもしれません。もしくは、親御さんも、子どもの気持ちがわからない、感情をおさえられないなどの特性があるのかもしれません。


虐待されている児童の中には、かなりの数の発達障害のお子さんがいるのではないでしょうか。だとしたら、虐待児の専門医療機関には、発達障害の専門家も一緒にケアにあたる必要があると思います。


虐待にあう子が、一人でも減るといいですね。


【クスッと、コーナー】


朝ご飯で、メンチカツを食べていた息子がうっかり箸を滑らせ、メンチカツを落としてしまいました。


食べようとするので、「汚いから落ちたメンチカツは、食べません。」と言って、お母さんのを1つ分けてあげたのですが、怒りが納まらなかったようです。


「ちくしょー!こうなったら、冷たい麦茶がぶ飲みしてやる」 ヽ(`Д´)ノ


そんなへんな『怒り』でなくていいですよね。笑ってしまいました ( ´艸`)



追伸

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