企業就労に必要なこと | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、秋晴れの1日でしたね。ケヤキにイチョウが綺麗に色づいていました。


自閉症スペクトラムの窓-ケヤキと秋の空   自閉症スペクトラムの窓-イチョウの紅葉


最後の養護学校見学に行ったのですが、そこで「仕事につく為の学校と家庭での取り組み」という、講演会があり、参加してきました。


一般就労で障害者を雇っている会社の担当の方の話でしたが、養護学校で進路指導の先生をやられた経験のある方の話だったので、とても参考になりました。


作業所などの福祉就労でなく、特例子会社などの一般就労に必要なのは、何か。


それは、2つあり、1つは、「基本的スキル」で、もう1つは、「働く意欲」だそうです。


家庭や学校で生活するのに必要な基本的動作を、スモールステップで身につけていくことが、大事だそうです。例えば具体的には、挨拶、箸を使う、歯ブラシで歯を磨く、着替え、靴のひも結び、カッターで削る、ほうきで床を掃くなどです。


このような基本動作がきちっと出来ていると、会社に入って様々な仕事に対応ができるのだそうです。


あと、「働く意欲」は、家庭などで、一定の責任のある役割(家事)をさせるといいそうです。先日の先生と同じことを言われていました。その際に、給料として、おこづかいを渡すのもいいそうです。


仕事をした結果の報酬として給料(お金)をもらうという意識が大事だそうです。給料は、契約に基づき、役割と責任を果たした時に得られる労働の対価だそうです。なので、お話してくださった会社では、6ヵ月ごとの契約で、勤務状況で賞与カットなども行っているそうです。


会社側として、通勤や仕事時の報告の為に携帯電話をもってもらったり、障害者年金をもらうよう指導したりするそうです。電車やバス通勤のことも考えて学校生活を送って欲しいそうです。


福祉就労と違い、かなり高い目標を持っていかないと企業就労は難しいということがよくわかりました。


【クスッと、コーナー】


先日息子に、体操教室のバックについているケロロ軍曹のキーホルダーが「とれちゃったから、直して」言われました。


自閉症スペクトラムの窓-ケロロ軍曹キーホルダー

「あ~、キーホルダーから、はずれちゃったんだ」と思い、バックにつけ直しておきました。すると、今日、また「とれちゃったから、直して」言われました。「えっ、つけたけどまた???」 


と思って、よくよく息子に聞いてみると、なんと、この写真のケロロ軍曹の首が、切れかかって取れそうだったのです ( ̄□ ̄;)!!


主語がなくては、意味わからないですよ (><;)

主人が、ボンドとビニールテープで直してくれました。




追伸

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