伝えたいことが、伝わってこない・・・ | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、午後から晴れてきましたが、すごい風でしたね。気温もなんだかなま暖かくて、変な天気でした。昨日からの体調不良は、どうも風邪で、今日は、旦那と娘が同じような症状を訴えていました。


秋の味覚、第2弾。あちこちのお庭に、かんきつ類が沢山なっていました。柚子に、みかん、甘夏です。


自閉症スペクトラムの窓-柚子   自閉症スペクトラムの窓-温州みかん   自閉症スペクトラムの窓-甘夏


ずいぶん寒くなってきたので、デロンギ(オイル)ヒーターを、部屋に出すことにしました。つけるのは、まだまだ先ですが、準備の為に、部屋掃除を息子にしてもらいました。


母、「ヒーターを置くから、自分の部屋、掃除してね」


息子、「ヒーター置くから、掃除するんだよね」


母、「そうだよ」


息子「終わったよ、お母さん」と言って、3分も経たずに戻ってきました ( ̄□ ̄;)


部屋を見に行って、びっくり、デロンギヒーターを置く、ベッドと窓の間のスペースだけ片付けてありました。


息子が、言いたかったのは、「ヒーターを置くところだけ、掃除すればいいんだよね」ということ、言葉の言い回しがやはり曖昧で、相手に伝わってこないのが、問題です。


自閉症の子は、人に何かを伝えて、共感を得たいという気持ちが、少ないのだと思います。ちょこっと発信して満足してしまうのだと思います。


同じような話が、親の会の人と話していて出てきました。「ねえねえ」と、母を呼んで、その続きを聞こうとこちらが身構えていると、それ以上話しかけて来ない子が多いというのです。


それは、自閉症の子は、「コミュニケーションの入れ物が小さい」という話がです。小さい入れ物がいっぱいになると、コミュニケーションに満足して、それ以上の働き掛けを止めてしまうようです。


上記の、「ねえねえ」は、もう母に「ねえねえ」と話しかけたので、コミュニケーション的には、満足してしまったので、そこで終わりなんですね。


【クスッと、コーナー】


iPodをよく聴く息子。今日は、割り箸片手に、指揮者気取りでした。開いた本のキャラクターをオーケストラに見立てて、その前で、曲を聞きながら、指揮をしていました。


「ケロロ軍曹は、ビオラ」、「プルルちゃんは、ヴィブラート」など、ちゃんと楽器を割りふっていました。すごく楽しそうにやっているのですが、外からみるとかなり笑えます。


自閉症スペクトラムの窓-指揮する息子




追伸

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