構造化された指導とは? | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、30度までいかず、過ごしやすい日でしたね。でも、夏の花は、元気いっぱいでした。向日葵、芙蓉、カンナの花です。夏は、色が派手な花が多いですね。


自閉症スペクトラムの窓-向日葵    自閉症スペクトラムの窓-芙蓉    自閉症スペクトラムの窓-カンナ


今日も、午前中勉強会へ行きました。「構造化された指導」という話でした。構造化とは、パーテーションを作ったりする物理的な構造化だけでなく、スケジュール、ワークシステム、視覚構造化、支援者のことなど、自閉症の人、1人1人がわかりやすい環境作りの事を言うそうです。


まずは、子どものアセスメント(評価)をとる。その中から、自閉症の特性を読み取り、構造化していきます。子どもの行動のめばえを、見つけて可能性の高いところを支援する事で、達成の可能性が大きくなるそうです。


また、構造化をすることで、発達がのびるので、やった構造化が合わなくなります。そうしたら、再構造化をする為に、2,3か月に1回は、成人でも、アセスメント(評価)が必要だそうです。


合わない構造化を放っておくと、子どもが悪さをはじめたり、自己流な工夫や、予想外のことを始めて行動が乱れてしまうそうです。見直しは、大事ですね。我が家も、見直しをきちっとしようと思いました。


あと、「その通りだなあ」と思ったのが、自閉症の人の特性の話です。


○先天性資本主義 

  →自分の利益にならないことは、やりたがらない。アメリカナイズされた人。日本古来の我慢、忍耐は、合わない人


○興味のないことは出来ない

  →興味がなければ、無視。好きなものから取り組むと、モチベーションが高いので学習効果が高い


○動機づけが必要(ご褒美等)
  →やること自体が、ご褒美になるような活動や、終わったらご褒美がもらえるとがんばれます。


勉強会に出ると、なんとなく漠然と思っていたことが、正しかったとわかり、うれしいですね。


【今日のいいとこ探し】


午後から療育だった息子。屋内で流しそうめんだったのですが、準備や、片付けの時に、みんなの先頭に立って先生のお手伝いをしたそうです。


言われれば、きちっとやる子ですが、このメンバーになり、リーダーシップを出すようになったとのこと。中学生になって変わりましたね。ここでも、成長がみられてうれしいです。




追伸

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