お金の使い方を教える | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。おばあちゃんのうちから、ブドウ(デラウェア)が届きました。大きくて、すごく甘いブドウです。しばらく、家族で楽しみます。房が長くなってしまったのは、収穫直前で雨に当たってしまったからだそうです。


自閉症スペクトラムの窓-ブドウ   自閉症スペクトラムの窓-ブドウ2


今日は、夜、勉強会へ行ってきました。お金のことについてでした。自閉症の人にお金のことを教えるには、まずは、『お金と物が交換できる』ことを意識させることから始めるそうです。


よく、学校などで、お金の計算をやるのですが、合計金額の計算が出来なくてもいいそうです。私たちも、買い物する時、合計金額なんて出しませんよね。


働いた対価で、給料(お金)が出るという体験を、10歳を目安に始めるといいそうです。お家の中の自分の役割(お手伝い)を決めて、その対価で、少なすぎず、多すぎないお金を払うと、お金の価値がわかるようになっていくそうです。


欲しい物を買いにいくのではなく、必要な買い物をメモを持たせて買いに行くという方がいいそうです。財布からお金を出し、払ったら、お釣りとレシートを財布にしまう。お釣りをもらったら、レジの前で入れず、離れた場所でいれるなど、買物のマナーとして意外と練習しなければいけない事がいっぱいですね。


家計簿をつけると、経済観念が身に付くそうです。物の相場がわかったり、記録する事でお金の流れが見えてきます。


お金を使い始めると、自分で情報を集めるようになるそうです。有効に限られたお金を使う為に、どうするかを工夫する為だそうです。


将来の自立の為には、お金のことは避けて通れません。じっくり年月をかけて取り組む必要があるのが、今日の勉強会でよくわかりました。


【今日のいいとこ探し】


今日は学校の最終日でした。放課後、母が担任の先生と話をするので、先に家まで1人で、帰った息子。


家に帰りついたら、ズボンかけハンガーが見つからなかったようで、母の携帯電話にそのことを連絡してきました。困った時に、電話で、母に指示を仰げるって、すごく成長しました。


これから、1人で外出した時にも、電車が遅れたり、何かトラブルに巻き込まれた時に、母にヘルプが出せるようになってもらいたいと思っていたので、今回のことは、すごくうれしかったです v(^-^)v




追伸

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