LADです。今日から梅雨入りですね。これからしばらく、じめじめした日が続くんでしょうね。息子の送り迎えがたいへんになります。
グリーンカーテンのきゅうり背が高くなり、実がなり始めました。今年もいっぱい収獲できると、うれしいです。
今日の午前中に、竹中直人主演の映画 『くちづけ』を、観てきました。知的障害をもつ、娘と父の物語ということで、実際のモデルの出来事があったそうです。以下、長文です。
後半から、泣けて泣けて、映画館から出る時には、目が赤くなってしまいました・・・・
予告や、雑誌の記事に「笑いあり、涙ありの父と娘の愛の物語・・・」などと、書かれていたのですが、障害を持つ親が見ると、現実を突き付けられてしまい、ちょっとつらかったです 。(´д`lll)
でも、透明感があり、丁寧な取材に基づき、リアリティーを求めた、人情味あふれる切ない映画でした。障害者を演じている方々は、誰かモデルの方をお手本に演技していると思います。
知的障害のグループホーム「ひまわり荘」が、舞台です。そこに住んでる人々は、「うーやん」さんを始めは何人かは、おそらく自閉症の方がモデルですね。
ここから、ネタばれです。これから映画を観る予定のある方は、ご注意ください。この映画で語られる、障害者を取り巻く問題が、他人事ではありませんでした。
●地域にどう根づいて生活するか
→理解を得るためには、地道な努力が必要。迷惑をかけたら、謝りに回るなど
●障害のある兄弟がいることで、婚約・結婚うまくいかない
→我が家も妹がいるので、すごく考えさせられました。
●親の死後、障害のある子の将来は?
→入居施設がいいのだか、空きが全然ない
→ホームレスの人は、知的障害がある人が多い。犯罪再犯率が高く、5分の1の人が知的障害があると言われている。刑務所で重度の知的障害の人を軽度の人が世話をしている事実がある
●息子(成人)の障害者年金を、親が搾取してしまう
→逆に、年老いた親の国民年金を当てにしている子どもいますね
●グループホーム運営の難しさ
→入りたい人はいると思うが、人件費などがかさんで、経営はぎりぎりのことが多い
●相談できる場所・人がいなくて孤立してしまう
→映画の中では、父が将来を悲観して、娘を手にかけてしまいます
●1人1人の個性(障害)を認めて、受け入れる
→障害特性からくる言動を認めつつ、障害があっても社会のルールは守らないといけない
どれも、重い課題でした。いろいろ考えさせられました。この映画の元になった事件は、10年以上前のことだそうです。親がいなくなっても、絶対なんとかなるはずです。子どもを殺さないでください。
今なら、成年後見人制度を利用したり色々方法があります。地域での相談先も、いろいろ出来てきました。インターネットなら同じ境遇の人を探すことも可能です。
悲しい結末にならないように、情報を集め、人との繋がりを大切にしようとあらためて思いました。
【クスッと、コーナー】
風呂に1人で入りながら、かなり大きな声で独り言を言っていた息子。
「窓があいていて、独り言をお風呂場で言うと、近所迷惑だよ」と、言ったところ、息子は、パタンと風呂場の窓を閉めて、独り言を言い続けていました (x_x;)
母が注意したのは、「独り言を止めてください」と、言う意味ですから・・・・はぁー思いつつ再び注意。
「お母さんが言いたかったのは、独り言を止めて、早くお風呂から出てほしい」と言うことです。
それを言ったら、頭も、体も洗わず、風呂から出ようとしていました (T_T)
息子の理解力に、母、ノックダウンです。わかるように説明するって難しいですね。
追伸
ブログランキングに参加しています。下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです。