会社と発達障害 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、朝、寒い雨でしたね。昼間は、お天気回復しましたが、なんだか生暖かい南風が吹き変な天気でした。


中学校に向けて、紐靴の練習をしているのですが、今朝、息子の靴を見て、びっくり!!


右の写真のようにして、履かせていたはずなのですが、左のように、2番目の紐穴にクロスに靴ひもを入れず、とばした状態で、脇から靴ひもを出していました。


履きづらいと思います ( ̄□ ̄;)


自閉症スペクトラムの窓-靴右   自閉症スペクトラムの窓-靴左  


なぜこんなことをしたのかと、息子に聞いたところ、「くつ履くときに、あたるからイヤ」ということでした。靴ひもが足首に当たるのか嫌だったようです。


嫌で、当たらないよう工夫したのはよかったのですが、そこは、自閉症っぽく、我流のやり方です。


これでは、靴脱げて危ないですし、見栄えもよくありません。なので、一番上の穴は、抜いて紐通しをする仕方を教えました。きちっとした結びが出来るのは、もっと先になりそうです。


主人の会社で、年に数回行われている「健康教育」で、今回「大人の発達障害」というテーマが取り上げられたそうです。


なんでも、会社で発達障害からくる二次障害(うつ病など)の人が増えているので、講師の方を呼んでお話ししてもらったそうです。


診断基準や具体的な症例に加え、そういう人に対して職場でどう接すればいいか、本人は職場にどう理解を求めればよいかなどの話があったそうです。


職場としては、本人の特性を理解して、苦手なところをうまくフォローして、仕事をする上での注意点や心構えを具体的に伝えて、指示をはっきりさせることを勧められたそうです。


また、打たれ弱いうえに、仕事がうまくいかなくて自己評価を下げている人も多いので、やはり褒める事が大事だそうです。


「発達障害の特性を有効に生かせば才能が開花する。まさに『磨かれていない原石』と言える」という話があったそうです。


一般の会社でも、発達障害の人の能力を生かせるように、管理職はもちろんのこと、多くの人に知識を広める努力をすることは、とても大事だなことだと思います。


「こういう会社がもっともっと増えてくれればいいなあ」と思いました。


【今日のいいとこ探し】


「電線に、電車がある」と言っていた息子の言葉の意味がわかりました。何か電線のカバーのようなのですが、確かに連結した電車のように見えます。着眼点が面白いです (^O^) よく見つけました。


自閉症スペクトラムの窓-電線の電車



追伸

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