親の会で思うこと | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、雪になりましたね。道路には積りませんでしたが、地面や車の上、屋根には結構積りました。今年の冬は、本当に寒いです。


自閉症スペクトラムの窓-2月雪の日3   自閉症スペクトラムの窓-2月雪の日   自閉症スペクトラムの窓-2月雪の日2

今日は、親の会の定例会でした。そこで出た話で、興味深いものがありました。高機能のお子さんをもつお母さんとカナータイプのお子さんのお母さんの必要としている情報・支援・活動が根本的に違うというものです。


将来の事を考えても、療育手帳を持って、福祉の傘の下に入ることになる子どもを持つ親は、養護学校のことや作業所の情報が欲しいと思うでしょう。子ども自身があまり希望を言わないので、進路は、親が中心ですすめることになります。お子さんが一人で留守番などが出来ないため、親の活動には制約があります。


かたや高機能のお子さんは、療育手帳がとれるわけではないので、福祉の傘の下に入りづらいです。学校選びから仕事まで、本人が納得する進路を親子で探さなくてはいけません。言葉をしゃべって意思表示ができる分、対人面での問題も多く抱えてしまう傾向にあります。


息子は、軽度の知的障害のある自閉症です。言葉はよく喋りますが、理解力や社会性の部分では、やはり遅れがあります。福祉の傘の下に入ることになると思うのですが、この先の事は、息子の成長次第によってわかりません。


同じ自閉症スペクトラムという障害でも、子どもの状況により、必要としていることが違うことがよくわかりました。


実は、前任者の勇退により、来年度から親の会の会長を引き受けることになりました。自分にきちっと勤められるのか自信がないのですが、楽しく情報交換の出来る会にできればと思い、引き受けました。どうなるのか、ちょっとドキドキしています。私も新しい生活が始まります。


【今日のいいとこ探し】


夕飯に焼きそばを作ったのですが、以前は野菜嫌いで、ただ麺だけを焼きそばソースで味付けして出していました。今日は、母と一緒に、キャベツ、カラーピーマン、ほうれん草を入れて作ったのですが、ペロリと平らげました。


野菜嫌いだった息子が、ウソのようです。成長期になると、偏食は、本当に無くなるものですね。