教えてもらえない怒り | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、冬晴れの一日でしたね。明日は、この冬一番の寒さになるそうです。今さっきさ帰って来た主人が、星空がきれいだというので、見に外へ行ってきました。昴(プレアデス星団)が見れたのは、初めてです。空気が澄んでいると星もきれいですね。


自閉症スペクトラムの窓-冬晴れ


今日は、ちょっと『怒り』のお話。実は、地区委員の仕事の引き継ぎ資料を作っているのですが、その件について、問題がおきました。内容は、ともかく、私は怒っています。


なぜなら、私がその仕事の責任者であるにもかかわらず、大事な情報を教えてもらえていなかったからです。


1年かけてやった仕事を否定されたようなものです。「伝え忘れただけっす。そんなこと当たり前だと思っていました。聞いてくれないあなたがいけないんです。」と言われました。


教えてもらえなかったら、わからないし、いい仕事はできません。すごく『怒り』を覚えました。これって、自閉症の人も同じような目にあっているのではないかと思いました。


「どうせわからないだろうから、教えない。伝えなくていいや。」


「当たり前のことだよ。いちいち説明しなくても、わかって当然だよね。」


「わからないなら、質問してよ。勝手にやるからダメなんだよ。」


こんなシチュエーションに、自閉症の人はよく遭遇している気がします。だとしたら、こういう扱いを受けたら、自閉症の人だってきっと怒っていると思います。教えてもらえない『怒り』です。


障害があっても、その人をだましたり、欺いたりするのでなく、誠実な付き合いをして欲しいものです。みんなが自分たちと同じように教えて、見通しを立ててあげられたらいいなあと思いました。


自分の『怒り』から思ったことです。まあ、引き継ぎ資料の教えてもえなかった件は、友人とカウンセリングの先生に思いっきり愚痴って、気持ちを切り替えて、新しく作りなおしました。


【今日のいいとこ探し】


息子の支援級の英語の授業で、お店屋さんごっこをしたそうです。息子の店に売っていた商品がこちら。


自閉症スペクトラムの窓-英語の授業にて・・


緑が「芝1ドル」、水色が「芦ノ湖セット2ドル」「富士山1ドル」など、個性的な商品です。ランドセルの中から母が見つけたら、1つ1つ商品説明をしてくれて、売れた商品と、誰が買ったかまで、教えてくれました。説明がだいぶうまくなりましたね。

【クスッと、コーナー】


娘が「今日先生が、お道具箱の整理をするようにって言ってねえ・・・やばいことになっていた(゚_゚i)」と言って出してきたハンカチがこれです。溜めも溜めたり8枚。家には、もうストックがありませんでした・・・・


自閉症スペクトラムの窓-ハンカチ乱舞