障害者の就労について | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、お天気はよかったのですが、私の体調はあまり良くありませんでした。自律神経の関係なのか、手足が温まらないので困りました。風邪の引き始めか喉もイガイガして困りました。


風邪予防には、ビタミンC補給が一番と思い、ミカンジュースを絞ってもらいました。昨日実家でもらってきた無農薬みかんです。青かったり、粒が小さかったりのハネみかんですから、思う存分使って搾りました。おいしかったです。


自閉症スペクトラムの窓-実家みかん   自閉症スペクトラムの窓-実家みかん2   自閉症スペクトラムの窓-みかんジュース


今日は、障害者の就労についてのシンポジウムを聞いてきました。県の障害者職業センターや障害者就労支援相談センターの方、私設の障害者就業生活支援センターの方の話が聞けました。


来年4月から、企業の障害者雇用率が1.8%から2.0%に引き上げられます。分母の大きな企業だと、それを見越して、今年から人材を集めているところもあるそうです。今、雇用率を達成しない企業は、指導を受け、それでも改善しな場合、会社名を新聞やテレビで公表する事になっているそうです。


なので、今、障害者の就職は、景気の割に悪くはないそうです。ただ、手帳があることが前提なので、高機能やアスペルガーの方は、恩恵が出にくいと思いました。


知的に遅れのない発達障害の方は、精神手帳がとれます。ただ、まだ障害者雇用のなかでは、精神手帳を持つ方を、必ず雇用しなければならない訳ではないので、これからの法改正に期待しないとダメですね。


ちょっと気になったのは、センターの方が、皆口々に「効果が出て、仕事が見つかっている、定着している」と言うのですが、その数は微々たるものでした。もっと、その認識を持って活動を広げて欲しいものです。


息子が就職を考える頃には、だいぶ障害者就労の状況は、変わっていると思いますが、就職について、色々考えさせられました。


【今日のいいとこ探し】


作品展の最終日の今日、片付けに子ども達と主人が行ってくれました。主人は、パネル解体や机の片付け等をやっていたそうですが、息子は、1人で自分の作品の片づけを担当したそうです。


最初に作品を入れてきた、大きなトートとビニール袋に、紙電をせっせとしまってくれたそうです。大人の目がなくても、ちゃんと片付けが出来るんです。これも成長ですね。