中学校体験 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、朝一は雨でしたが、午後にはすっかり晴れましたね。明日から、だんだん冷え込むそうですね。厚手のジャンパーやトレーナーを出してこないといけないですね。


自閉症スペクトラムの窓-秋の空   


今日は、土曜参観の代休で、小学校は、お休みでした。そこで、支援級の6年生で、進学する中学校の体験に行ってきました。行く気満々な息子は、走っていってしまうので、とどめるのが大変でした。


 自閉症スペクトラムの窓-秋の小道4

中学校は、英語の授業を中学生と一緒に受けてきました。1~3年生まで、支援級の教室で、英語の先生が出向いて来てくれて一斉授業を受けました。


英語の単語をいろいろ書いたプリントを指さす授業では、息子たちがわからないと、3年生が指さしを手伝ってフォローをしてくれました。アルファベットを絵の中から探すなど、面白く、ゲームのように英語が学べるようになっていました。息子も、楽しく授業が受けられたようです。


中学の支援級は、将来的に、仕事をするうえで必要になるスキル(報告や、責任を持つ、わからないことを質問できる、体力など)を3年かけて身に付けるそうで、系統立てて、本人が基礎力を確立することを目標にしているそうです。


交流級の勉強は、受験対策になるので、体育・音楽・美術、学活、道徳以外、あまり行かせないそうです。支援級の勉強は、小学校低学年の勉強から復習を初めて、実生活で使えるように身に付けさせるそうです。


例えば、漢字を覚えるだけでなく、文章がかけるようにする。お金なら、計算だけ出来るのではなく、実際払える等を、身に付けるようにするそうです。小学校とだいぶ考え方が違いますね。将来に向けての勉強をしてくれるとのこと、うちとしては、中学校の方針がありがたいです。


最後に、ボール当てのような、レクリエーションもやってくれて、「中学校くるの楽しみにしてるから

・・・」と、先生に声をかけてもらって、いい気持ちで中学校体験を終わりました。


心配していた、制服のネクタイ結びやベルトの件も、全部親や先生任せでなく、出来るところまでやって、「出来ないので手伝ってください」と言えればいいとのこと。卒業まで無理しなくていいとわかって安心しました。残り、5か月の小学校生活、楽しめるといいですね。


【今日のいいとこ探し】


今日は、小学校がなかったので、午前中プラレールジオラマが、また進化しました。レールが3段になって、上に広がっています。新幹線ホームのイメージのようです。どこまで、本物に近づけるのでしょうか。すごい根気と観察眼です。


自閉症スペクトラムの窓-プラレール3段