『恥ずかしい』という気持ち | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、朝は、寒かったですね。主人のリクエストで、毛布に引き続き羽毛布団も出すことにしました。


今朝、子ども達が持っていく、水筒に氷を入れようとしたら、またまたカエル氷が出来ていました。あまりに沢山あったので、カエルの合唱にしてみました (*^▽^*)


自閉症スペクトラムの窓-氷カエルの合唱


娘が、学校から帰ってきて、半ベソで「お兄ちゃんのことで、恥ずかしい目にあった」と訴えがありました。


今日から、小学校の後期の授業が始まり、1時間目は、体育館で始業式だったそうです。そこで、校長先生が「秋と言えばなんですか?」と生徒に質問したそうです。普通は、「芸術の秋」「食欲の秋」などを期待していたはずですが、体育館中に響く大きな声で「電車の秋」と息子が叫んだそうです。


大爆笑の渦で、娘はすごく恥ずかしかったそうです。隣のクラスの男の子に、「お前の兄ちゃん変だな・・・」と言われてしまい、ショックだったそうです。


「お兄ちゃんの事は、私に関係ないから、言わないで・・・」と、相手に言っていいと伝えてあるのですが、それは、言えなかったと言っていました。兄のことで、嫌な思いをさせてしまって、かわいそうでした。


明日、支援級の先生と娘の担任の先生に話をしてこようと思いますが、息子が、そういう発言をしてしまうのは、仕方のないことです。「変だと」いった、男の子の気持ちも十分わかります。確かに、言動が変なのですからしょうがありません。どういうお願いにするか、思案中です。


息子は、全然『恥ずかしいことをした』とは思っていないようです。息子に、「○○にとって、恥ずかしい事って何?」と聞いたところ、「ない」ときっぱり言われてしまいました。『恥ずかしい』を理解させるのは、あきらめました。


息子には、「今日、始業式で、電車の秋と大きな声で言ったことは、○○○(妹)にとって、恥ずかしいと思うことで、嫌なことでした」と、言いました。


『恥ずかしい』という、気持ちが無いものを、止めさせるのは難しいですね。息子にわかるようにと考えた、説明が以下の文です


「6年生のお友達が、言わないこと、やらないことを○○がやるのは、お母さんは、恥ずかしく思うので止めてください」とお願いしました。例は、外でお母さんにベタベタする。ジャングルジムの上で、ジャイアンの歌のマネをするなどです。


自分で『恥ずかしい』と思ってもらうのは、無理なので、母や、妹から見て『恥ずかしい』ので、やらないというアプローチにしました。学校での、様子がどうなるか、これから様子を見て行きたいと思います。


兄妹関係のことは、本当に難しく、胸が痛みます。


【今日のいいとこ探し】


モジバケールという玩菓ですが、やっと息子の欲しかった金色のレアパーツが出ました。自分だけ出てしまって悪いとおもったのか、出なかった妹を気づかったのか、妹の分も今までのモジバケールを組み立ててあげていました。


自閉症スペクトラムの窓-モジバケ全員集合


すごい数になってきましたが、まだ、青が2種類足りないそうです。まだ、当分おねだりされそうです。