LADです。今日は、ずいぶん暖かくなりましたね。玄関のチューリップずいぶん大きくなりました。よく見ると、葉っぱの奥に蕾が見え始めています。
今日で、東日本大震災から1年がたちましたね。朝から親の会の会議に出ていましたが、午後の地震が起きた時間に、黙とうをしました。あの日から、1年がたったことをあらためて感じました。まだまだ、復興の道半ばの東北の人たちのことを考えると、胸が痛みます。
あの日は、娘だけ先に学校から帰宅していて、息子は、まだ学校でした。地震が起こった時に、たまたま友人が家にいたので、娘をお願いしてあわてて息子を小学校へ迎えに行ったことを思い出しました。
校舎3階の交流級で地震にあった息子は、びっくりしてパニックだったそうです。支援級に迎えに行った時は、先生のヘルメットをかぶり、不安を紛らわすために、ひたすら話し続けていました。怖くて怖くて仕方がなくて「防災頭巾でなく、ヘルメットをかぶって帰る」と言って聞かず、先生のヘルメットを借りて帰りました。
その後の、計画停電、トイレットペーパーや、ガソリン不足、学校や療育の予定変更。様々な生活の変化がありましたが、息子は、それを淡々と受け入れました。思ったほどストレスを感じていないと思っていたのですが、1週間前に、地震や津波の映像を見て、「また大きな地震がおこった」のかと、不安になっていました。映像が、1年前の記憶をよみがえらせたのです。
被災地の方は、悲しい思いを呼び起され、息子と同じ様に、映像を再び見ることで強い不安を感じた方が沢山いたようです。
なので、3月11日を前に、東日本大震災の津波や地震の映像放送に制限がかかったそうです。日本では、あまり聞いたことがありませんでしたが、アメリカなどでは、9.11の同時多発テロの映像は、子どものが見れる時間帯には、放送してはいけないという取り決めがあるそうです。
テレビで、地震や津波の映像を流す場合は、「この番組の中には、地震や津波の映像が流れますのでご了承ください」というような、テロップを流した番組もあったそうです。全体的に、今日のテレビ番組は、地震や津波の直接の映像は流されず、復興や防災についての現状の番組編成が多かったように思います。
息子が地震や津波の映像に触れないように、留守番をしていた主人に頼みましたが、取り越し苦労だったようです。地震のことをすっかり忘れてしまうのはよくないことですが、いらない不安を持つ必要もないと思います。
【今日のいいとこ探し】
いとこが赤ちゃんを連れて実家へ来ていました。泣いているあかちゃんを笑わせようと、一生懸命に、ヘン顔したり、足をくすぐったりと、ちょっと強引ですが、赤ちゃんのお世話していました。がんばれ!お兄ちゃん!