あいまいな指示 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、思ったほど寒くならなったですね。


今日は、私の実家へ来ています。昼間、親の会の行事で母だけ出かけていました。なので、おばあちゃんと妹と留守番をしていたときのでき事です。


お昼に、おばあちゃんとコロッケ作りをしたそうですが、いざ揚げる段になって「コロッケをフライパンに入れて揚げてね」といわれたらしいのですが、「何個」という指示がありませんから、息子は、際限なく、フライパンいっぱいにどんどんコロッケを入れたようです。


油の温度は下がる、くずれてグチャグチャ、大変なことになったそうです。でも、これは息子は悪くないんですよね。数を言われなければ、いっぱいまで入れたいのが自閉症です。「あいまいな指示」が今回の悲劇を生みました。


親は、無意識に「具体的な指示」を出していることが判りました。おばあちゃんは、ちょっと呆れて、息子に文句を言っていましたが、それはおばあちゃんの指示が伝わってなかったんですけどね。


多分、学校やお友達との間でも、「あいまいな指示」に苦しんでいるんでしょうね。毎日がたいへんでしょう。息子がちょっとかわいそうになりました。


【今日のいいとこ探し】


寝る前に、「明日は帰るから、忘れ物しちゃいけない・・・」とつぶやきながら、自分からおもちゃの片づけしていました。それでも、うちが帰るとおばあちゃんから「忘れ物あったわよ・・・・・」と連絡がよく来ます(笑)