中東やウクライナの情勢不安と円安を背景にガソリン価格が高止まりしている。夏休みを迎え、マイカーでの外出も増える。燃費を向上させる「エコドライブ」で乗り切りたい。
日本エネルギー経済研究所石油情報センターによると、今月28日現在の全国のレギュラーガソリンの平均価格は1リットルあたり169・6円で5年10か月ぶりの高値水準。
燃料の消費が最も多いのは発進時だ。日本自動車連盟(JAF)によると、発進、走行、減速、停止のうち、発進が約4割を占める。
JAFが薦めているのが「ふんわりアクセル」。オートマチック車はブレーキを離せば動くので、ブレーキから足を離した後、一呼吸置き、車が動き出してからアクセルを踏む。徐々に踏み込みを強くして、目標の速度に到達すると踏み込みを緩める。
赤信号などで停車する際、早めにアクセルを離せば、ガソリン供給をストップする機能が働き、燃費改善につながる。ハイブリッド車では、アクセルを離した後も、車が惰性で進むことで、一定時間モーターが回転して発電できる。
他にも、急な加速や減速が少ない運転をすることや、タイヤの空気圧をこまめに点検すること、車に備わっているエコモードなどの装置を使うことも有効だ。
JAFでは毎年全国でエコドライブの講習会を開催しており、受講の前後を比較すると、参加者の燃費は平均3割改善されたという。
JAF交通環境部の原康之さんは「自分の燃費がどの程度なのかを把握することで効果が実感できる。エコドライブは運転にゆとりが生まれるので安全運転にもつながる」と話している。
クルマの運転に限らず、
バイクも自転車も歩行者も、
余裕を持った運転と行動をとりたいよね。
マスターしたいエコドライブのコツ