たまに原作絵がイマイチと言われる『鬼滅の刃』 | ゆうづきmonologue

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実際、読む前にはこんなレビューが気になって漫画に手が出にくかったのですが、

読んでみるとそんなことないです。

どちらかと言うと上手いです。

なので、もしもこのまま鬼滅の作者さんが一旦、一線を引かれたとして落ち着いてから復活されたとしたら、

絵柄を変えてペンネームも変えた場合、誰にも知られずに違うテイストの漫画が描けるのでは、と思いました。

 

漫画については、上手下手の判断が分かれるところで、ウマヘタなんていう言葉もあるくらい

微妙な絵柄もあります。

現実にそんな漫画も存在するので、余計に分かりにくいのですが、こんなにキレイな人をたくさん描けて、かつ醜いというか怖い絵も描ける画力があれば、万能ですよね。

 

難をひとつあげるなら、どんな漫画でも言えることで、戦いの場面ではどうしても動画には劣ってしまうこと。

動くものを描くのって難しいし、読み手の想像力にも頼ることになりますからね。

 

鬼滅の刃を読み進めるつれて、20巻以上あるのに絵柄がほとんど変わらないのにも好感を持ちました。

初期から見ると何年も描いていると、どうしても絵柄が変わってくるんですよ。

自分は長い漫画をよく読んでいたので、ちょうど作者が絵の変化する時期?にあたっていたのか、全然違う漫画みたいに見える場合すらありました。

まだ好きな漫画に違い無い 夏目友人帳も夏目の顔がかなり変わっています。

今より初期が好きなので、内容はともかくも、絵柄には違和感を覚えています。

 

23巻で終わったことで、鬼滅は絵も変わっていない。

これも希有な作品の一つと言えます。

 

親しみやすい感じかどうかは人それぞれの好みですが、少なくとも大正時代チックな風情がただよっているのも魅力です。

 

作者の意図は大ヒットでは無かったと思うのですが、なるべくしてなった人気漫画なんだと思います。

これがもう、終わってしまった残念さはあるけれど、出来たらキメツ学園としてスピンオフ漫画をちょこちょこ作者さんに描いてほしいと自分では願っています。

あれ、本当に面白いし、作者さんのアイデアと裏設定だけでも十分まだ描ける要素は残されているからです。

 

世にも稀な、原作完結後のスピンオフを大ヒットさせる漫画ともなりかねません。

忙しい身になってしまう作者さんなら、月に一度でもよいから描いてくれたらな、と叶わぬ望みを抱いてしまったくらいの作品でした。

 

キメツ学園、ホントに読みたいな。

四コマ漫画的なのでいいですから。

 

 

 

 

来ていただいて、ありがとうございます。