先月「Biomedicines誌」にて、超ド直球の総説(Review)が掲載されました。
タイトル:「Spikeopathy」:COVID-19のスパイクタンパク質は病原性があり、ウイルスとワクチンのmRNAの両方に由来。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC10452662/pdf/biomedicines-11-02287.pdf
かなり読み応えのあるボリュームでしたが、読みました。
論文末尾の結論では、
・遺伝子ベースのCOVID19ワクや脂質ナノ粒子担体マトリックス、mRNA薬剤等の中止を主張
とありました。
これまでの論文では、示し合わせたかのように、末尾の言葉が
「mRNA薬剤の有効性を否定するものではない」
といった文言が添えられていました。
ただ、今回の総説はスパイクタンパク質(S)に着目し、
・コロナウイルスが有するS
・mRNA接種により生産されるS
双方に着目し、Sそのものの毒性について、示しています。
更に「Spikeopathy」という、
スパイクタンパク質の毒性を表現する言葉も提示しています。
2023年も、もう9月。
これまで、報告されていた個々の事象が、このような総説として発表されました。
私は2021年8月21日にも、同じ「スパイクタンパク質」というタイトルで、ブログを書いていました。
私はこの分野の専門ではないですが、魚の免疫評価も行うことも少しはあるので
最低限の知識などはありました。
そんな浅い私でも、当時の論文(Lei et al. 2021 doi.org/10.1161/CIRCRESAHA.121.318902)から
mRNAの作用機序を考えると、これを体内に入れるのはマズイと、ある種本能的な部分も含めて感じていました。
その後、日本でもmRNA薬剤の影響と認定されている副反応被害も、増加の一途を辿っています。
その他、公表されていない、対応されていない案件を合わせると、どうなることか。
2023年も折り返し、10月からは大学も後期に入ります。
私は、あの時抱えた想いを、時間が解決してくれるだけでは終わらすべきではないと
想っています。
なぜ、こんなことになったのか。
「群集心理」ということもキーワードに
あの3年間と、これからやってくる「何か」と
対峙しないといけません。
図 脳組織中のスパイクタンパク質(Burkhardt 2022)