講釈師、見てきたような… | 題は未定

題は未定

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前回投稿した奈良県の洞川温泉の話を書いたのは、まさかイギリスからの個人観光客が「ドロガワスプリング」へ行きたいなんて言う時代なのかと驚いたからである。それに洞川温泉へ行ったこともないのに、検索エンジンで調べて英語で翻訳してそれらしく教えられる時代でもあることも驚きだった。

まさに「講釈師 見てきたような 嘘を言い」の21世紀版である。

 

今のように充実した乗換案内のアプリがない頃、会社の営業部や総務部にはJTBの時刻表が必ず1冊は置いてあった。出張へ出る社員は出発前に新幹線や接続するローカル線の時刻を調べるのが習慣だった。また、役員となると、秘書がJRのみどりの窓口へ出向いて本人の代わりに切符を購入していた。更に営業部には各地方のロードマップも置いてあり、客先までの大まかな道順を頭に叩き込んでから出かけていた。

 

二日程度の業務出張ですら事前準備があれこれ必要だった時代を知る世代からしたら、この25年ほどのIT技術の進展にとても追いつけていない。この2年余り、AIの進歩が凄いと聞いて、ホリエモンなんかのYouTubeチャンネルを見て「こんなことにも使えるの⁉」と驚くものの、劣等生の哀しさで理解できないまま時間だけが容赦なく流れていく。