寝坊した。
起きたら終電を逃していた。
目覚ましは鳴っていた気もする。
急いで支度をして家を飛び出す。
駅周辺まで行きタクシーを捕まえて犬の街へ。
思わぬ出費だ。
1:00 犬の街
いつもと同じような時間に到着して一安心だ。
アルファさんと合流する。
少ししておきくさん、あらたくん、エッグさんと合流した。
よーくんは向かっている最中らしい。
今日は仲間が多くて非常に心強い。
この四日間を振り返るとサンタコス以外子を連れ出して時間をロスしているので、
はなからサンタコス以外をターゲットに入れなければ良い。
サンタコス縛り。
なかなか厳しい縛りだけどサンタコスを即したいならそれしかない。
アルファさんとA箱に向かう。
他の3人は先に向かった。
声をかけたい案件が何人かいる。
見送るのが心苦しい。
道の反対からサンタコスの3人組があらわれた。
これは問題なし。
嬉々として話しかけに行く。
反応は良かった。
同じ箱に向かっている最中らしい。
女の子の身内に似てると言われたけど反応に困る。
だんだん会話のネタがなくなり無言になる。
ギャルは苦手だ。
引いてしまう。
放流。
1:30 A箱
実質初めて入る箱なのでまずはフロアの確認とトイレ、和む場所などを確認する。
メインフロアには熱気がこもっていた。
サンタコスの数も多い。
サンタコス狙いで声をかけて行く。
その時ふと思った。
普通の子でもサンタコスを買って着せれば良いのでは?と。
これには戦慄が走った。
普通の子も視野に入れて行こう。
ホワイトサンタがいる。
声掛け。
反応が良かった。
和んで番ゲ打診をするも拒否、放流。
その後もひたすらサンタコスに声を掛ける。
反応が軒並み悪い。
なんだこれは。
男連れの可愛い女の子が座っている。
妙に反応が良い。
おきくさんと話しかけて和み番ゲ。
しばらくしたらシンくんとばったり出会った。
フェイスさんも来ていると言う。
挨拶をして別れた。
その後も声をかけ続けるも反応が芳しくない。
あらかたサンタコスには話しかけたと思う。
よーくんがようやく到着する。
T箱に行くかどうかみんなで話し合い何人か行くことにした。
3:30
新たなサンタコスを求めてアルファさん、おきくさんとA箱を出てT箱に向かう。
すでによーくんは入って居て踊っている。
T箱イン。
広くて綺麗なフロアが広がっている。
サンタコスもいっぱいいた。
荷物をロッカーにしまいフロアに出る。
早速声を掛ける。
反応が良くない。
なんでだろう。
ふと目があったサンタコスの子が居た。
見覚えがある。
最初にストで声をかけた子達だ。
彼女らも移動したのか。
何やら聞き取れない感じで話してそしてなぜか拒絶された。
身内の誰かに似ているけどその代わりにはなれないとか。
そんなことは一言も言ってはいない。
聞き間違いをして勘違いしたのか分からないけどひとまず放流。
バーカンの落ち着いた方へ移動して髪の毛の綺麗なサンタコスを見つける。
声を掛けると反応が良かった。
和んで徐々にボディタッチを増やして行く。
特にグダはない。
時より寄っかかってくる。
ワイシャツのボタンを一つ外される。
これは行けるか!
そしたら友達がトイレに行くとのことでそれについて行ってしまった。
その後も和みきれないか反応が悪いかで時間が過ぎて行く。
5:00
クラブが終わりアルファさんとストに切り替える。
ちらほらと出てくるサンタコスに声を掛ける。
マックの前の暇そうにしているサンタコスを見つけた。
どうやらご飯を食べたいけど決まらないらしい。
いろいろと提案するも決まらない。
埒が明かないので放流。
スクランブル交差点まで行き声掛けを再開。
徐々に仲間が集まって行く。
気力も体力も削られる中でみんな声をかけ続ける。
エッグさんは番ゲした案件に電話をして合流打診をしているようだ。
自分も番ゲした子に電話してみる。
「もしもし?」
出るとは思わなかった。
打診をしようとするも朝から用事があるとのこと。
少し和んで電話を切る。
再びストに戻る。
7:00
特に成果も上げられずご飯を食べに行くことにした。
はるか先にゆっくり歩いている女の子が居た。
走って行って声を掛ける。
ガンシカ。
少し粘る。
笑ってくれたけどすぐにガンシカに戻る。
あらたくん、エッグさんが居るお店に入ってご飯を食べる。
アルファさんはすでに仕事に向かったとのこと。
あらたくんも仕事で離脱。
エッグさんはさっき電話していた子に合流打診をしていてうまく行ったみたいだ。
向こうは二人の可能性がある。
簡単な作戦を立てる。
合流場所には二人で行くのではなくエッグさんが先に行く。
向こうが二人の場合は自分が後から合流し、一人ならそのまま合流すると言う流れだ。
店を出る。
エッグさんを後から追いかける形でついていく。
合流場所につき相手を待つ。
自分も離れたところで待つ。
その時おきくさんから電話が来て合流を求めて来た。
今はまずい。
簡単な場所だけ伝えて電話を切る。
するとすぐにおきくさんが現れた。
エッグさんの方に向かって歩いて行ったので急いでこちらに呼び寄せる。
事情を説明して納得してもらった。
待つこと数分。
相手は一人で現れた。
この時点で役目は終わり解散となる。
おきくさんと2人で駅に向かい握手を交わして仕事に向かった。
5日目のクリスマスノックは幕を閉じた。
結果、1番ゲ。
声掛けは出来て居るのに和めないのは声掛けが雑になっている。
その場に合わせたオープナーではなく全て同じような感じだ。
相手の特徴をよく見て使えるなら周りの環境も使う。
とにかく丁寧に声掛けを意識する。
基本がなっていなかった。
サンタコス縛りと言うのではなく、着てなければ着せればいいと言う発想。
これは相当ストレスを減らした。
そして可能性を広げた。
残り2日。