初めての罵倒 | ナンパは思いやり

ナンパは思いやり

ラクトがナンパを通じで自己成長し魅力的な人間になることで理想を掴むためのブログです。

9/6 23:30
仕事が終わった。
最初にうまく行った感覚を忘れたくないため
この日も終電後のストを決行することにした。

24:00 某繁華街
連日のストにより精神的にも体力的にも疲れがたまっている。
特に2日連続の徹夜ストはくるものがある。
弱音などいらない。
身体にムチを打ち「オレは出来る」と暗示をかける。



歩き方が変な女の子が横断歩道の向こうから歩いてきた。
お互いにすれ違い、女の子を追いかける。
タイミングを見計らって追い越してから声を掛ける。

「ちょっといいかな、この辺に朝までゆっくり飲めるお店しらない?」
「分からないかなー」
「そっか、ありがとう、それにしても歩き方変だよね」
「うっさいな!先天性なんだよ!くそじじいが!○×□△×□○」
「ごめんごめん」

そういってそそくさと立ち去る。
彼女はいまだに罵倒し続けている。
何を言ってるのか怖くて聞き取れない。
周りの人が彼女に振り返る。
恐ろしくて振り向けないのでそのまま来た道を戻る。

相手を深く傷つけるようなものはネグでもなんでもない。
単純に失礼なやつだ。
そこの所を履き違えると
相手にとっても自分にとっても不愉快な感情を与えてしまう。
そこは気をつけなければ行けない。
本当に悪いことをした。



その後数人に声を掛けようとしてもビビって声がかけられない。
地蔵だ。
さっきの出来事がちらつくのか怖くて声がかけられない。

レベル7の女の子を見つけた。
彼女はスラっとしてい背が高く髪の毛も綺麗だった。
この子もどうせ駄目だろうと勝手に思い込み、
かと言って離れることは出来ず後ろから様子を眺めているだけ。

その間に別のナンパ師が近寄り声を掛ける。
反応がめちゃくちゃ良かった。
10秒で番ゲしていた。
自分が情けないのと同時に激しく後悔し悔しい思いをした。
話しかけていればきっと・・・
などと振り返るのは弱い男の象徴だ。
そんな弱い男に成り下がっていた。



意気消沈のまま女の子を求めて歩きまわる。
道路の反対側に手持ち無沙汰でフラフラ歩いている女の子が居た。
見るからに終電を逃して暇している子だ。

「反対側に渡る前に他の男に取られるだろう」

弱いメンタルが行動までも支配してしまう。
またもや別のナンパ師が話しかけそのまま居酒屋へと消えていった。
結論としては十分間に合った。

弱い自分に打ち勝つには一体どれだけの失敗が必要なのだろうか。



鏡を見ていないので分からないが
恐らくひどい顔をしていたと思う。
しばらく歩きまわった。

2:30
目の前をタクシーから降りた女の子が居た。
何故この場所で降りたんだ?
その時は素通りして横断歩道の向こう側に歩いていく。
気になったので振り返り彼女を見る。
そしたらまだ彼女はそこにいてフラフラしていた。

このチャンスをのがしてはいけない!
自分に活を入れて再び横断歩道の向こう側に戻っていく。

「こんなところで何してるの?」
「人を待ってるの」

詳しく話を聞いた。
26歳、個人ブランドの美容品を扱っている。
今まで渋谷にいたけど友達に飲もうと呼び出されてここで待ってるとの事。
でも連絡がつかなくて困っている。

「じゃあ、友達が来るまでそのへんで休まない?」
「えーでも友達の充電が切れてるだけかもしれないからここで待ってるよ」

LINEがいつまでたっても既読にならないみたいだ。
電話も通じない。
ホントに充電が切れているだけかもしれない。

その場で10分程和んでいたら友達が現れた。
充電が切れていて連絡が取れなかったらしい。

そのまま友達と一緒に夜の街へ消えていった。
番ゲ打診しておけばよかったと後悔した。



気がついたら3時を超えていた。
さすがに足が限界だった。
汗も尋常じゃないほど出ていた。
ネカフェを探して寝ることにした。



■成果
時間:3時間
声掛け:3人

■反省点、改善点
一番の反省点は罵倒された彼女に対して。
ネグというよりも彼女の一番気にしているであろう部分を
失礼な言い回しで言ってしまったことだ。
身体的特徴に関するネグは絶対にしてはならない。

それと全体的に自信の無さが溢れてしまっていた。
番ゲできる案件が何人か居たにも関わらず
自信の無さで行動を制限してしまっていた。
その事で成果を出せずに悔しさだけが残ってしまった。
後悔先に立たずとはよく言ったものだ。
その言葉を理解するには経験するのが一番だとよく分かる。

■良かった点
最後に勇気を出して声をかけたこと。
このようなメンタルの時でも
奮い立たせれば声をかけられるということが分かった。
成果は出せなかったが会話をして和んだだけでも上出来だ。