今年はムンク生誕150年。
名作「叫び」に投影されているものは?
花と香りでハッピー・ライフ♪
フラワーセラピストの福岡里紗です。
今朝、Eテレで「ムンク」についての
再放送をしていました。
色彩心理療法の勉強をしているのですが
心身の健康バランスをとるのに色は
大きな働きをしています。
多くの画家が長寿であること、
ユトリロなど、精神治療のために描き始め
回復している画家が少なくないなど。。
ムンクは幼いときに病気で母や姉を亡くし
精神症気味な父親のもと、
常に狂気と病、死の恐怖におびえながら
絵を描き始め、
「叫び」の三部作を描くのですが
その後40歳代で精神症とアルコール依存となり
初めて精神科の治療を受けます。
退院後の作品は
これまでの
「鉛色」から「パステルカラー」に
大きく変化しました。
自分の中に鬱々と渦巻くものを
作品として吐き出し、
叫ぶことで「光」をとらえた。
まさにセルフセラピーですね!
晩年のムンクは
「不安と病気がなければ
私は舵をなくした船のようなもの」
と言っています。
光があるから影ができ
影があるから、光がより一層輝く
という事でしょうね。