昨日、久しぶりに映画を見ました。
アルゼンチンの女性監督のデビュー作「幸せパズル」です。
http://www.shiawase-puzzle.com/
「主婦マリアが見つけた思いもかけない才能」
「自分だけの時間が、本当の私を教えてくれる」。。。
とあれば、見ないわけにはいかないじゃないですか!
ストーリーをかいつまむと、
夫と2人の息子の幸せを生きがいに家族を支えてきた専業主婦マリアが
誕生日にもらったパズルで、自分の思いがけない才能に気付く。
ふとした事から「パズル大会」出場常連の大富豪の独身紳士に才能を見初められ、
家族に内緒で一緒に練習を重ね、世界選手権を目指すことに。
そして2人は見事ブロック優勝し。。。!
という事なのですが、
優勝した夜、2人が一線を超えてしまうあたりはあまりに陳腐!
「おいおい、ウソでしょ~~?」と言いたくなりますが、
ラストで持ち直しました。
マリアは最終決戦を放棄し、元の専業主婦に戻ります。とても満足しながら。
これは「自分を犠牲にして最終的に家族を大事にした」とか「やはり母親としての分別が。。」
とかいう事ではないと思います。
何が本当の自分らしさなのか、理解したということなのでしょう。
「サクセスする」ことだけを、目標としない人生。
そんな自分を楽しむ余裕のある生き方、
とても素敵だと思います。