NFL（National Football League）は、
アメリカのプロアメリカンフットボールリーグです。
NFLは
2021年8月現在
アメリカ各地の32チームから成り、
・AFC（American Football Conference）
・NFC（National Football Conference）
の2つのカンファレンスに
それぞれ16チームずつ所属しています。
カンファレンスはさらに、
東・西・南・北の4つの地区に別れ、
それぞれ4チームずつ所属しています。
アメリカでは
バスケ（NBA）・野球（MLB）・
アイスホッケー（NHL）と並び、
絶大な人気を誇るスポーツです。
［参考］
［NFLのスケジュール］
プレシーズン：8月～
通常、各チームが3試合を戦います
レギュラーシーズン：9月第1週～（18週間）
各チームが17試合を戦います
ポストシーズン：1月～
レギュラーシーズンの
AFC・NFCの各地区優勝4チームと、
それ以外の成績上位3チームの
計7チームずつ
（AFC・NFCをあわせて14チーム）
によってプレーオフがおこなわれます。
優勝決定戦は、
AFC・NFCそれぞれの
優勝チーム同士でおこなわれます。
［NFLの見どころ］
プレシーズン
調整がメインなので、
試合内容はあまり期待できません。
しかし、この時期は、
レギュラーシーズンに比べて割安に
試合観戦ができるので
「スタジアムの雰囲気を楽しみたい」
のであればおススメです。
レギュラーシーズン
いよいよシーズンの始まりです。
試合日程が決まっているので
旅程を組みやすいです。
ポストシーズン
最も盛り上がるシーズンです。
プレーオフの試合日程が決まるのが
ギリギリになるので
旅程を組みにくいです。
アメリカでは
大人気のスポーツですが、
日本では一般的には
あまりなじみがないスポーツです。
アメフトをテーマにした漫画も
「アイシールド21」あたりは有名ですが
野球などと比較すると
作品数も少ないです。
私が在籍していた大学には
アメフト部がありましたが
当時、試合の応援に
行ったりなどすることもありませんでした。
渡米するまでは
アメフトのルールも
殆ど把握していなかった私ですが、
この度、初NFL観戦をしてきました( ´ ▽ ` )ﾉ
ボストンをはじめとする
ニューイングランド地方の代表チームは
ニューイングランド・ペイトリオッツ
（New England Patriots）です。
1959年創設のチームです。
本拠地は
ジレット・スタジアム（Gillette Stadium）で、
ボストンの南西 約35kmの
フォックスボロ（Foxborough）にあります。
スタジアムに隣接している
ショッピングモールを除けば
周辺にはほぼ何もないスタジアムです。
ホームゲームがある日には、
ボストンのサウスステーションなどから
フォックスボロ行きの
特別コミューターレイルが運行されます。
車で向かうのが最も快適と思いますが、
スタジアム周辺の道の数が少なく
駐車場に入って車をとめるまでも
駐車場から出るまでも
結構時間がかかります。
ジレット・スタジアムの収容人数は
68,756人だそうです。
もともとは
隣接するフォックスボロ・スタジアムが
本拠地でしたが、
老朽化などの理由から
2002年からジレット・スタジアムを
使用しています。
フォックスボロ・スタジアム跡地は
ショッピングモール（Patriot Place）や
駐車場になっています。
入場時はセキュリティチェックがあります。
持ち込めるバッグには
透明なバッグのみで
大きさにも規定があります。
服のポケットに入る程度の
スマホ・デジカメ・財布を持って、
手ぶらで行きました。
（チケットは、
スマホでQRコードを表示します）
会場内では
オフィシャルグッズの販売もあります。
（お会計はキャッシュレス決済のみです）
個人的には、会場外にある
ペイトリオッツ・プロショップ
（Patriots ProShop）の方が
品揃えが良かった気がします。
（会場内のお店には
限定品などもあるかもしれませんが…）
ピザ・ハンバーガー・サンドイッチ・
BBQ・チキンテンダー・
フライドポテトなどのお店が
たくさんありました。
（お会計はキャッシュレス決済のみです）
アイスホッケー・バスケットボール
観戦時のTDガーデンとは異なり、
フード・ドリンクは
オンライン注文ではなく
直接売店で購入するスタイルでした。
今回、注文したのは、
・イタリアンソーセージ・ホットドッグ
・スプライト
の2点です。
特にこれといった
スタジアム限定メニューが
ないように見えたので、
とりあえず小腹が満たされるだけの
飲食物を購入しました。
余談ですが、
アメリカでスポーツ観戦に行くと、
私達の周囲のアメリカの方達は
大人も子供も
本当にたくさん飲み食いしていて
いつも驚かされます。
私達夫婦2人よりも
目の前にいた小さな子供の方が
たくさん飲み食いしていました(^^;
ペイトリオッツのマスコットは
Pat Patriotです。
ボストン周辺のスーパーなどでも
よく見かけますが、
かわいいとは言えないキャラクターです(^^;
ペイトリオッツの公式サイトには
プロフィールも細かく記載されており、
・ジャージ番号：1
・生年月日：1776年7月4日（アメリカ独立宣言が大陸会議によってフィラデルフィアで採択された日）
・好きな食べ物：クラムチャウダー・ロブスターロール・ボストンベイクドビーンズ・ウーピーパイ・メープルシロップ
・好きな休日：愛国者の日
…など、
愛国にあふれた設定になっています。
最初は、チーム創設時に、
ロゴマークとして
漫画家 Phil Bissell によって
描かれたものだけでしたが、
1995年以降、
着ぐるみも登場しました。
アメリカ独立戦争の頃の
衣装を身に着けた人達も
ペイトリオッツの応援を盛り上げます。
チアリーダーの方々が登場して
選手の入場口を囲むと、
選手達がスタジアムに走り出してきます。
試合前の国歌斉唱が終わると
いよいよ試合開始です。
この日は、
プレシーズンの
ニューイングランド・ペイトリオッツVS
ワシントン・フットボールチーム
の試合でした。
ペイトリオッツのロゴは
フライング・エルビス（Flying Elvis）
と呼ばれています。
ダンキンドーナツ（Dunkin'）のロゴも
アメフト・ペイトリオッツ仕様です♪
ニューイングランド・ペイトリオッツの
ホーム試合であることもあり、
会場はほぼペイトリオッツで
占められていました。
「Let's go Pats !」
の掛け声で応援していました。
ペイトリオッツが優勢な状況では
もちろん盛り上がり、
相手チームが優勢な状況でも
ブーイングで盛り上がります。
応援歌としては
「I'm Shipping Up to Boston」
という曲が使われたりしています。
（アメフトの試合に限らず、
ボストンのスポーツの試合では
よく用いられるそうです）
また「Crazy Train」なども
よく用いられています。
2021年、
ペイトリオッツは
アラバマ大学のQB
10・マック・ジョーンズ（Mac Jones）を
NFLのドラフトで獲得しました。
低迷した2020年から
チームを立て直すべく、
期待をかけているそうです。
ペイトリオッツ VS ワシントン 22-13で、
ペイトリオッツの勝利でした。
アイスホッケー・バスケットボール・
メジャーリーグの試合と同様、
試合の合間に
モニターに観客の姿を
ランダムに映し出してくれます。
映ったお客さんの大半は大喜びで
踊ったり、応援パネルを広げたり、
何らかのパフォーマンスをしていて
アメリカの国民性を感じました。
プレシーズンの試合だったからか
観客席には空席もありましたが、
それでもお客さんの盛り上がりは
かなりのものでした。
レギュラーシーズン・ポストシーズンと
進んで行ったら、
もっと盛り上がるのだと思います。
席にもよりますが、
実際に観戦していると
選手達の
全体的な動きを見ることができて
TVで見ているより面白かったです。
スタジアムが微妙な立地にあるので、
アイスホッケー・バスケットボールの
TDガーデンや、
メジャーリーグのフェンウェイパークと
比べると、
訪れる難易度は高いですが、
アメリカを訪れる際のオススメの
アクティビティの1つです(*^^*)
好きなクラシックの曲ある？
→特定の好きな曲はないです。
ボストン交響楽団の音楽を
シンフォニーホールで聴きたいです。
▼本日限定！ブログスタンプ
