こんにちは
ハンドメイドジュエリー作家
たかはしひろです。
もう10月!今年もあと3ヶ月ですね
本日3日は登山の日だそうですよ
みなさんは山は見る派?登る派?どちらでしょうか
ボクはどちらとも好きですよ。
強いて言うなら、山はアイデアに行き詰ったら助けてくれる場所です
いつも自然からデザインをもらってジュエリーをつくっています。
そういう意味では今住んでいるこの沼津市は、富士山や箱根、伊豆そして海に囲まれ
自然モチーフのアイデアを練るには恵まれた環境なのかもしれません。
あとは道具屋さん石屋さんが近くにあれば最高です
さて
マスター金型が完成間近のさくらのピンブローチですが
真っ白の酸化銀の状態からきれいに磨きあげました。
前回記事☛さくらのピンブローチ金工 完成間近で
右手の痛みに耐えつつも、工程は最後の研磨に入る、一歩前の下地作りです。
ブローチ裏のピン部分は白いタイルに穴を開けてそこに挿しています、こうすると指でつまむより磨きやすいんです
このタイルは研究院時代に学校で大量にもらった、コーリアンという加工しやすい人造大理石だそうです。
今もいろいろ活躍してくれます
右にある黄色のペン状の工具は超硬ヘラです
尖った部分の腹で擦って、銀の表面を均すとキラキラになるんですよ。
結構な傷も消してくれるので
ご家庭に一本あると家中のジュエリーが蘇りますぞ東急ハンズに売ってます
ボクの右手をよく腱鞘炎にする張本人ですので使いすぎに注意です
そしていよいよ終盤戦。
3~4工程あるジュエリー研磨
その最後の工程はバフ掛けです。
下の写真のバフを高速回転させ、左から順に当てていくと みるみる鏡のように輝きだします
どうでしょうもうジュエリーの輝きでしょ
バフの素材は写真では同じように見えますが
色や形で番手が異なり、フェルトや硬い布、柔らかい布に最後は鹿の革までさまざまで
これらに赤棒(準仕上げ用)や青棒(本仕上げ用)と言われる2~3種類の研磨剤をつけて研磨します。
それだけあると何通りあるのか、わけわからなくなりますが
あてる順番を間違えると傷だらけになるので要注意なんです。
その後大きなバッファーで仕上げて、おしまい。
マーサーマーセーはその後に、銀表面に傷がつきにくくなる特殊加工を施し完成です
宝飾店に並ぶ仕上がりになりましたねこれを型どりして複製したものが商品になりますよ
複製しても研磨工程は同じことを繰り返し行います
ひとつのジュエリーをつくるには、とっても手間と愛情がかかっているんです
ゆえにジュエリーは何人もの専門の職人が、入れ替わりで作り上げている分業制なんですよ。
ボクはデザインからひとりで仕上げていますが、品質には充分に配慮して一つ一つの工程を丁寧に踏んでいます
高い品質で、ものづくりを維持できるように毎日がんばっていますよ。
お客さんのありがとうの笑顔を独り占めできるのも最高の報酬です
こちらの作品もギャラリーに並び、みなさんが手に出来るのも、もうすぐです。
こちらからぼくの作品をご覧になれます、
ジュエリー作家がつくるハンドメイドジュエリーの新ブランド
Mars&Marsay(マーサーマーセー)ぞくぞく新作製作中です
個性的なレースジュエリーを、お求めやすい今のうちにどうぞ
ミンネ、クリーマ、イイチに置かせてもらっています、上のボタン
▼▲
ブログランキング参加中です
応援お願いします。クリックするだけ↓
▼▲▼
インスタグラムやっています
lacejewelyの名でMars&Marsayの新作や制作
カメラのことも勉強しながら、これから多くの方たちに見てもらえ