こんにちは
ハンドメイドジュエリー作家
たかはしひろです。
野菜やお魚を選ぶときに、いいものを選ぶ目利きというものがあり
ちょっとした知識で、良質なものを見抜く知恵のようなものです
実はジュエリーにも良いものと、
それが分かれば違いのわかる人になれますね質の低い品を高額で購
今日はそのポイントを作り手側の立場からご紹介しますね
それは、ジュエリー職人がつい見てしまう場所ひと目で職人の腕前
ちょうどいいタイミングで、さくらのピンブローチがキャスト(
こちらで見てみましょう
まだ湯道(ジュエリーのへその緒)
ここで質問
こちらはもう磨かれていると思いますか?
ぱっと見きれいですよね。
昨今ジュエリーキャスト(宝飾鋳造)の工場では、
精度の高いバレル研磨機で綺麗にしてくれます。ひと昔前よりも仕
バレルというのは洗濯機のようなイメージ
洗剤(研磨剤)を入れて回転槽でジャブジャブと洗ってくれます。
この状態でも充分綺麗なので、
でもこれは鋳造皮膜を剥いだ状態で、まだ磨く前のものです。
それでは改めて工程を進めてみましょう
下の花だけすこし研磨を進めた状態です、
分かりにくいのでアップにします
下の花の花びら2枚だけ磨いてみました光沢の仕方が違うのがわかりますか?
上の花は未処理のままです、表面がザラザラしていたんですね
これだと表面積が広いためにすぐにくすんでしまうし、
でもここまでアップにしないと分かりません、
例えばWeb販売など、商品のアップ写真があれば、
商品写真に
クローズアップの画像がある場合は、
それとは逆に、磨きに自信がない作家はだいたいアップで撮影はしません
この方法は雑誌やWEBなど写真掲載している場合に限られますね
それでは本題
誰でもひと目で、
宝石を留めている爪の大きさを見てください。
けん爪、平爪、丸線爪に拝み爪と、爪の形はいろいろですが見るところは大きさです。
どういうことか
先ほどのさくらの空枠で説明しますと
花びらの根元に5本の爪が立っていますね。
宝石を中央の石座に乗せて、石の上へと爪を畳むわけです
つまり爪が大きいと、それだけ宝石が隠れてしまいます。
こちらの上下の花の、それぞれの爪の大きさはどうでしょう
下の花の爪は、上のものに比べてちいさく綺麗に整えてあります。
ジュエリー職人の腕は、
よって熟練者ほど爪は極力ちいさく、目立たなく作るんです。
経験が浅く、宝石が外れてしまうことを恐れる作家ほど
爪は大きくなるということ
職人の世界では、大きすぎる爪は未熟者の証なんです
製作者のボクが、なぜこんな怖いことを吐露するかと言いますと
近年のハンドメイドブームにより、
作家人口が増えることは喜ばしいことなのですが、
ここで買い手側のみなさんに、
長い時間かけて技術を習得してきた、良い品を作る作家が生き残ることができます
作りの良さだけでは選ばれないことは承知しております
でもここは日本です製品の作りの良さで世界で勝ってきた国
ハンドメイドの販売競争は年々熾烈を増しています
その中から質の高い良い品が選ばれることが
ボクの願いでもあり、それがお客さんの笑顔に繋がると信じています
こちらからぼくの作品をご覧になれます、
ジュエリー作家がつくるハンドメイドジュエリーの新ブランド
Mars&Marsay(マーサーマーセー)
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ミンネ、クリーマ、イイチに置かせてもらっています、
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lacejewelyの名でMars&
カメラのことも勉強しながら、